複数辞典一括検索+

おい‐ぬ・く【追い抜く】オヒ‥🔗🔉

おい‐ぬ・く追い抜くオヒ‥ 〔他五〕 ①あとから進んで来て前にいたものより前に出る。おいこす。道路交通法では進路をかえずに前の車より前に出ることをいう。 ②おいついて相手・目標より更にまさる。「先輩を―・いて出世する」

おいね【大兄】オヒネ🔗🔉

おいね大兄オヒネ (オホイネの約。「ね」は同性の年長者)(→)「おおえ」に同じ。

おい‐ねがい【追い願い】オヒネガヒ🔗🔉

おい‐ねがい追い願いオヒネガヒ 追加して願うこと。浮世風呂2「―をなすつて、もう二三日お泊めなさいましな」

おい‐の‐いってつ【老いの一徹】🔗🔉

おい‐の‐いってつ老いの一徹】 老人の、いったん決めたことはあくまで押し通そうとする頑固さ。また、その気性。

おい‐の‐いりまい【老いの入舞】‥マヒ🔗🔉

おい‐の‐いりまい老いの入舞‥マヒ 晩年に最後の一花を咲かせること。花鏡「―をし損ずるなり」

おい‐の‐いりまえ【老いの入前】‥マヘ🔗🔉

おい‐の‐いりまえ老いの入前‥マヘ 老後の収入、または生活費。日本永代蔵3「―かしこく取り置き」

おい‐の‐かたうど【老いの方人】🔗🔉

おい‐の‐かたうど老いの方人】 老人のために気を吐く人。老人の味方。徒然草「―にて、生けるもいたづらならず」

おい‐の‐くりごと【老いの繰り言】🔗🔉

おい‐の‐くりごと老いの繰り言】 老人が同じことをくり返して、くどくど言うこと。

おい‐の‐け【老いの気】🔗🔉

おい‐の‐け老いの気】 老衰の様子。大鏡時平「―の甚だしき事は、皆こそ忘れ侍りにけれ」

おい‐の・ける【追い退ける】オヒ‥🔗🔉

おい‐の・ける追い退けるオヒ‥ 〔他下一〕[文]おひの・く(下二) 追って退かせる。追い払う。

おいのこぶみ【笈の小文】オヒ‥🔗🔉

おいのこぶみ笈の小文オヒ‥ 俳諧紀行。松尾芭蕉作。1冊。1687〜88年(貞享4〜5)の尾張・三河・伊賀・伊勢・大和・紀伊を経て須磨・明石遊覧に終わる紀行。90〜91年(元禄3〜4)成立か。 →文献資料[笈の小文]

おい‐の‐さか【老いの坂】🔗🔉

おい‐の‐さか老いの坂】 ①年が積もって老年になるのを、坂道をのぼるのにたとえていう語。後拾遺和歌集「―ゆく杖ぞうれしき」 ②「大江山おおえやま1」参照。

おいのさか【老ノ坂】🔗🔉

おいのさか老ノ坂】 京都府南部、京都市と亀岡市との間にある峠。老ノ坂丘陵(山地)の鞍部で標高220メートル。山陰道が通過する交通の要地。

広辞苑 ページ 2421