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あげ‐びょうし【揚拍子】‥ビヤウ‥🔗🔉

あげ‐びょうし揚拍子‥ビヤウ‥ 上代歌謡の舞踊を伴う曲の中で、拍節的なリズム。またそのようなリズムによる曲。

あけ‐ひろ・げる【明け広げる・開け広げる】🔗🔉

あけ‐ひろ・げる明け広げる・開け広げる】 〔他下一〕[文]あけひろ・ぐ(下二) あけて広くする。広くあける。栄華物語初花「御具どもを片端より―・げて」

あげ‐ふ【揚げ麩】🔗🔉

あげ‐ふ揚げ麩】 生麩を油で揚げたもの。精進料理。好色一代男5「―の音、精進腹では酒も飲まれず」

あげ‐ぶそく【揚不足】🔗🔉

あげ‐ぶそく揚不足】 運送人が揚地で運送品の引き渡しをする際、積荷の数量が足りないこと。

あげ‐ぶた【上げ蓋】🔗🔉

あげ‐ぶた上げ蓋(→)「上げ板」1に同じ。

あげ‐ぶたい【揚舞台】🔗🔉

あげ‐ぶたい揚舞台】 二重舞台。床を一段高く揚げてあるから、上方ではそう呼んだ。

あげ‐ほうじ【揚げ法事】‥ホフ‥🔗🔉

あげ‐ほうじ揚げ法事‥ホフ‥ (→)「揚げ斎どき」2に同じ。

あげ‐ぼうし【揚帽子】🔗🔉

あげ‐ぼうし揚帽子】 婚礼の時、花嫁の用いる白絹の帽子。裏は紅絹もみ。今のつのかくし。

あげ‐ほだし【上羈絆・上械】🔗🔉

あげ‐ほだし上羈絆・上械】 罪人の手や足を上の方につり上げたまま動かせないようにする枷かせ。浄瑠璃、出世景清「山だし七十五人して曳いたる楠の木にて―を打たせ」

あけ‐ぼの【曙】🔗🔉

あけ‐ぼの】 夜明けの空が明るんできた時。夜がほのぼのと明け始める頃。あさぼらけ。枕草子1「春は―」 ⇒あけぼの‐いろ【曙色】 ⇒あけぼの‐すぎ【曙杉】 ⇒あけぼの‐そう【曙草】 ⇒あけぼの‐ぞめ【曙染】

あけぼの‐いろ【曙色】🔗🔉

あけぼの‐いろ曙色】 淡紅に黄みを帯びた色。 Munsell color system: 10R7.5/9 ⇒あけ‐ぼの【曙】

あけぼの‐すぎ【曙杉】🔗🔉

あけぼの‐すぎ曙杉】 メタセコイアの和名。特に同属中の現生の一種。 ⇒あけ‐ぼの【曙】

あけぼの‐そう【曙草】‥サウ🔗🔉

あけぼの‐そう曙草‥サウ リンドウ科センブリ属の二年草。西日本山地に生える。高さ0.3〜1メートル、葉は長卵形で先がとがり、3本の主脈をもつ。夏から秋にかけ白色の星形の花を開く。花冠の各裂片に緑色の2点と紫黒色の細点とがある。この紋様を明け方の星に見立てての名。漢名、獐牙菜。 アケボノソウ 提供:OPO ⇒あけ‐ぼの【曙】

広辞苑 ページ 247