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あげ‐ほん【上本】🔗⭐🔉
あげ‐ほん【上本】
芝居の上演前に、興行願書とともに警察へ差し出した正副2通の台本。第二次大戦後廃止。伺い本。
あげ‐まい【上米】🔗⭐🔉
あげ‐まい【上米】
享保の改革で将軍徳川吉宗が幕府の財政窮乏を救うため、1722年(享保7)諸大名に命じて、1万石につき100石の割で上納させた米。31年廃止。→享保の改革
→文献資料[上米令]
あげまき【揚巻】🔗⭐🔉
あげまき【揚巻】
①浄瑠璃・歌舞伎の「助六」で、助六の愛人の遊女の名。京都島原丹波屋の遊女がモデル。→助六。
②歌舞伎舞踊。長唄。3世桜田治助作詞。10代杵屋六左衛門作曲。1857年(安政4)初演。歌舞伎「助六」の登場人物の5人を踊り分ける五変化の「助六姿裏梅すけろくすがたのうらうめ」の一部。
あげ‐まき【揚播き】🔗⭐🔉
あげ‐まき【揚播き】
水に浸した籾もみを、むしろの上にひろげ、その乾くのを待ってすぐまくこと。↔芽出し播き
あげ‐まき【総角・揚巻】🔗⭐🔉
あげ‐まき【総角・揚巻】
①古代の少年の髪の結い方。頭髪を左右に分けて頭上に巻きあげ、角状に両輪をつくったもの。また、この髪を結った17、8歳の少年。角髪つのがみ。神楽歌、総角「―を早稲田わさだにやりて」
②明治時代の女の髪の結い方。束髪の一種で、髪の根をそろえ3〜4度右へねじって頭上に髷まげをつくりピンでとめたもの。
③揚巻結びの略。
④鎧よろいの逆板さかいたにつける揚巻結びのふさ。→大鎧おおよろい(図)。
⑤歌舞伎で、女形の鬘かつら。
⑥アゲマキガイの略。
⑦神楽歌の曲名。
⇒あげまき‐がい【揚巻貝】
⇒あげまきつけ‐の‐いた【総角付の板】
⇒あげまき‐むすび【揚巻結び】
広辞苑 ページ 248。