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おして‐ぶみ【押手文】🔗🔉

おして‐ぶみ押手文】 印形の押してある文書。崇峻紀「朝廷みかど―を下したまひて」 ⇒おし‐て【押手】

おし‐て・る【押し照る】🔗🔉

おし‐て・る押し照る】 〔自四〕 一面に照りつける。くまなく照る。万葉集8「わがやどに月―・れり」

おし‐てる【押し照る】🔗🔉

おし‐てる押し照る】 〔枕〕 「なには(難波)」にかかる。「おしてるや」とも。

おし‐とお・す【押し通す】‥トホス🔗🔉

おし‐とお・す押し通す‥トホス 〔他五〕 ①無理に通す。「自説を―・す」 ②困難に耐えて、どこまでも貫き通す。やりぬく。「冬も薄着で―・す」

おしとど‐としとど🔗🔉

おしとど‐としとど はやしことばの一つ。続日本紀31「葛城の寺の前なるや、豊浦とゆらの寺の西なるや、―」

おし‐とど・める【押し止める】🔗🔉

おし‐とど・める押し止める】 〔他下一〕[文]おしとど・む(下二) 押さえて止める。制止する。おしとめる。

おし‐と・める【押し止める】🔗🔉

おし‐と・める押し止める】 〔他下一〕[文]おしと・む(下二) (→)「おしとどめる」に同じ。

おし‐どり【鴛鴦】ヲシ‥🔗🔉

おし‐どり鴛鴦ヲシ‥ ①カモ目の水鳥。冬から春の雄は特に美しく、翼には橙色の思い羽がある。雌は暗褐色。好んで樹上にとまり、巣を高い樹の洞中に造る。東アジアの特産で、日本にも広く分布。〈[季]冬〉。万葉集11「妹に恋ひ寝いねぬ朝明に―のここゆ渡るは妹が使か」 おしどり(雄) オシドリ(雄) 提供:OPO ②夫婦・男女の仲よく常に連れ立っているさまをいう語。浄瑠璃、神霊矢口渡「―の番つがい離れぬ二人連れ」 ③女の髪の結い方。 ㋐島田髷まげの髷の上に掛前髪をおしどりの冠のように掛け渡したもの。雌雄2種あり、幕末の京坂地方で、婚約した娘や若い嫁が結った。 ㋑髪を左右にわけ、笄こうがいの上で襷たすきをかけたようにしたもの。御盥おたらいに似た形で幕末、江戸で行われたという。 ⇒おしどり‐の【鴛鴦の】 ⇒おしどり‐ふうふ【鴛鴦夫婦】

広辞苑 ページ 2779