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おし‐て【押手】🔗🔉

おし‐て押手】 (オシデとも) ①てのひらに朱・墨などを塗り、文書に押して印章とすること。その証拠の印。手印。宇津保物語蔵開上「その戸には文殿と―さしたり」 ②琵琶・琴などを弾くとき、左手で弦を押して音を変化させる弾き方。また、その左手。源氏物語紅梅「琵琶は―しづやかなるをよきにするものなるに」 ③弓術で、左手。ゆんで。おしかた。↔引手ひきで。 ④圧し。おさえ。人情本、春色辰巳園「どうも―が利かなくつてじれつてへよ」 ⇒おして‐いれ【押手入】 ⇒おして‐づくり【押手作り】 ⇒おして‐ぶみ【押手文】

広辞苑 ページ 2778 での押手単語。