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あさ‐だち【朝立ち】🔗🔉

あさ‐だち朝立ち】 ①朝早く旅立つこと。平治物語「習はぬ旅の―に」↔夜立ち。 ②朝方に降るにわか雨。↔夕立

あさ‐ぢ【浅茅】🔗🔉

あさ‐ぢ浅茅】 ①まばらに生えたチガヤ。また、丈の低いチガヤ。〈[季]秋〉。万葉集7「野山の―人な刈りそね」 ②浅茅生あさぢふの略。 ⇒あさぢ‐が‐はら【浅茅ヶ原】 ⇒あさぢ‐の‐なわ【浅茅の縄】 ⇒あさぢ‐はら【浅茅原】 ⇒あさぢ‐ふ【浅茅生】 ⇒あさぢふ‐の【浅茅生の】

あさ‐ぢえ【浅知恵】‥ヱ🔗🔉

あさ‐ぢえ浅知恵‥ヱ あさはかな知恵。底の浅いつまらない考え。

あさぢ‐が‐はら【浅茅ヶ原】🔗🔉

あさぢ‐が‐はら浅茅ヶ原】 あさぢはら。歌枕としては奈良市奈良公園御料地などがある。 ⇒あさ‐ぢ【浅茅】

あさぢ‐の‐なわ【浅茅の縄】‥ナハ🔗🔉

あさぢ‐の‐なわ浅茅の縄‥ナハ チガヤを左撚りにした縄で、祓はらえのとき、総身を浄めるために用いる。「浅茅の輪」とも。 ⇒あさ‐ぢ【浅茅】

あさぢ‐はら【浅茅原】🔗🔉

あさぢ‐はら浅茅原】 [一]〔名〕 チガヤのまばらに生えた野原。古事記「―小谷おだにを過ぎて」 [二]〔枕〕 「つばら(詳)」「をの(小野)」「ちふ(茅生)」にかかる。 ⇒あさ‐ぢ【浅茅】

あさぢ‐ふ【浅茅生】🔗🔉

あさぢ‐ふ浅茅生】 チガヤのまばらに生えた所。転じて、荒れはてた野原。あさぢはら。 ⇒あさ‐ぢ【浅茅】

あさぢふ‐の【浅茅生の】🔗🔉

あさぢふ‐の浅茅生の】 〔枕〕 「をの(小野)」にかかる。後撰和歌集「―小野の篠原しのぶれど」 ⇒あさ‐ぢ【浅茅】

あさ‐ぢゃ【朝茶】🔗🔉

あさ‐ぢゃ朝茶】 ①(→)朝会あさかいに同じ。 ②朝食の前にのむ茶。〈日葡辞書〉

広辞苑 ページ 283