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お‐ばな【尾花】ヲ‥🔗🔉

お‐ばな尾花ヲ‥ ①(花が尾に似ているので)ススキの花穂。また、ススキ。〈[季]秋〉。万葉集20「高円たかまとの―吹き越す秋風に」 ②襲かさねの色目。表は白、裏は薄縹うすはなだ⇒おばな‐あしげ【尾花葦毛】 ⇒おばな‐いろ【尾花色】 ⇒おばな‐がゆ【尾花粥】 ⇒おばな‐ずり【尾花摺】

お‐ばな【雄花】ヲ‥🔗🔉

お‐ばな雄花ヲ‥ 雄しべがあって雌しべのない花。ゆうか。むだばな。

おばな‐あしげ【尾花葦毛】ヲ‥🔗🔉

おばな‐あしげ尾花葦毛ヲ‥ 馬の毛色の名。鬣たてがみと四肢がススキの穂の色をしたもの。あしはなげ。 ⇒お‐ばな【尾花】

おばな‐いろ【尾花色】ヲ‥🔗🔉

おばな‐いろ尾花色ヲ‥ 白に薄い黒のまじった色。 ⇒お‐ばな【尾花】

おばな‐がゆ【尾花粥】ヲ‥🔗🔉

おばな‐がゆ尾花粥ヲ‥ 宮中で8月朔日に疫病を除くために用いた粥。ススキの穂を黒焼きにしてまぜる。江戸時代には早稲わせの黒焼きや黒胡麻をまぜて用いた。 ⇒お‐ばな【尾花】

おはな‐ごま【御花独楽】🔗🔉

おはな‐ごま御花独楽】 六角の各面に絵などを彩色したこま。また、それをまわしてする賭博。 ⇒お‐はな【御花】

おばなざわ【尾花沢】ヲ‥ザハ🔗🔉

おばなざわ尾花沢ヲ‥ザハ 山形県北東部、新庄盆地の南部を占める市。江戸時代の延沢銀山の開発で発達。日本三多雪地の一つとされる。人口2万1千。

お‐はなし【御放し】🔗🔉

お‐はなし御放し】 江戸時代に流行した富籤とみくじの第1番の当りを書き付けたもの。

おばな‐ずり【尾花摺】ヲ‥🔗🔉

おばな‐ずり尾花摺ヲ‥ 野をあるく時、衣服が尾花に摺れあうこと。為忠百首「野辺の草原分け行けば―して玉裳そほちぬ」 ⇒お‐ばな【尾花】

広辞苑 ページ 2939