複数辞典一括検索+

おぼ・える【覚える】🔗🔉

おぼ・える覚える】 〔自他下一〕[文]おぼ・ゆ(下二) (オモホユの転) ①自ずとそう思われる。感じる。意識する。伊勢物語「わりなく恋しうのみ―・えければ」。日葡辞書「ミノイタミヲヲボユル」。「寒さを―・える」「かつてない親しみを―・えた」 ②心に思い浮かべられる。思い出される。源氏物語夢浮橋「あこが失せにし妹の顔は―・ゆや」 ③似る。源氏物語桐壺「げに御かたち・ありさま、あやしきまでぞ―・え給へる」 ④他人からそのように思われる。伊勢物語「女のまだ世経ずと―・えたるが、人の御もとに忍びてもの聞えて」 ⑤思い出して話す。大鏡「いで―・えたまへ」 ⑥学んで知る。教えられて習得する。狂言、末広がり「いや、末広がりは―・えませぬ」。日葡辞書「オラショヲヲボエタカ」。「仕事を―・える」「やっとこつを―・えた」 ⑦(「憶える」とも書く)忘れず、心にとどめる。記憶する。「何も―・えていない」 ⑧肝に徹する。浄瑠璃、心中天の網島「その阿呆め―・えるほどくらはしや」。「ようく―・えておけ」

オホーツク‐かい【オホーツク海】🔗🔉

オホーツク‐かいオホーツク海】 アジア大陸北東端のカムチャツカ半島とサハリン島・千島列島・北海道とで囲まれた縁海。面積152万8000平方キロメートル。平均水深973メートル、最深3372メートル。ニシン・サケ・マス・タラ・カニなどを産する。 ⇒オホーツク【Okhotsk】

オホーツクかい‐きだん【オホーツク海気団】🔗🔉

オホーツクかい‐きだんオホーツク海気団】 主に夏と秋にオホーツク海や千島・カムチャツカ方面から日本に流入する低温・多湿の気団。夏に顕著に持続すると冷夏をもたらす。→やませ⇒オホーツク【Okhotsk】

広辞苑 ページ 2969