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おぼう‐きちさ【お坊吉三】‥バウ‥🔗🔉

おぼう‐きちさお坊吉三‥バウ‥ 歌舞伎「三人吉三廓初買さんにんきちさくるわのはつがい」中の三人吉三の一人で、武家上がりの盗賊。

お‐ぼう‐さん【御坊さん】‥バウ‥🔗🔉

お‐ぼう‐さん御坊さん‥バウ‥ ①僧侶を親しんでいう語。 ②男児の愛称。お嬢さんの対。東海道中膝栗毛7「コレ、―、おまんひとつあげやせう」 ③大事に育てられたためにお人好しな富家の子息をあざけっていう語。また、世事にうとい人。人情本、梅の春「何様どうして彼の―が、そんなはたらきが出来るものかネ」

おぼえ【覚え】🔗🔉

おぼえ覚え】 ①人に思われること。寵愛されること。その人に対する目上の人の評価や信頼。源氏物語桐壺「亡きあとまで人の胸あくまじける人の御―かな」。「上役の―がいい」 ②世間の評判。世評。源氏物語桐壺「世の―花やかなる御かたがた」 ③思い出されること。記憶。和泉式部日記「かどを打ちたたく。『あな―無』と思へど」。「身に―のないこと」「―が早い子」 ④心に感じられること。感じ。感覚。知覚。「冷たくて手足の―がなくなる」 ⑤忘れないための書付け。覚書。 ⑥技術上の手腕についての自信。「腕に―がある」 ⇒おぼえ‐がき【覚書】 ⇒おぼえ‐ちょう【覚え帳】

おぼえ‐がき【覚書】🔗🔉

おぼえ‐がき覚書】 ①忘れないように書いて置く文書。メモ。 ②〔法〕国家間における情報伝達の一形式。 ㋐覚書の交換の形式によって国家間に合意が成立することがあり、この場合は広義の条約の一種。厳格な手続・形式によらず、元首・外務大臣または外交使節の署名した文書の交換によって成立する。また、民間協定の名称として用いられる場合もある。 ㋑1945年日本降伏の後、連合国最高司令官が日本国管理のため発した指令の一形式。 ⇒おぼえ【覚え】

おぼえ‐こ・む【覚え込む】🔗🔉

おぼえ‐こ・む覚え込む】 〔他五〕 知識や技術をしっかり記憶し身につける。「道順を―・む」「こつを体で―・む」

おぼえ‐ず【覚えず】🔗🔉

おぼえ‐ず覚えず】 〔副〕 しらずしらずに。思いがけず。突然。新古今和歌集「暮れかかるむなしき空の秋を見て―たまる袖の露かな」。徒然草「人皆死ある事を知りて、まつこと、しかも急ならざるに、―して来る」

広辞苑 ページ 2968