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おもわせ‐ぶり【思わせ振り】オモハセ‥🔗🔉

おもわせ‐ぶり思わせ振りオモハセ‥ 言語・動作に意味がありそうに見せかける様子。特に、人に期待を抱かせるようなそぶり。「―な態度」

おもわ‐ぬ【思わぬ】オモハ‥🔗🔉

おもわ‐ぬ思わぬオモハ‥ (ヌは打消の助動詞。連体詞的に)思いもかけない。不慮の。「―事故にあう」

おもわれ‐びと【思われ人】オモハレ‥🔗🔉

おもわれ‐びと思われ人オモハレ‥ 慕い思われる人。思い人。

おもん・じる【重んじる】🔗🔉

おもん・じる重んじる】 〔他上一〕 (→)「重んずる」に同じ。

おもん・ずる【重んずる】🔗🔉

おもん・ずる重んずる】 〔他サ変〕[文]おもん・ず(サ変) (オモミスの音便)おもおもしいものとする。たっとぶ。尊重する。「体面を―・ずる」

おもん‐ぱかり【慮り】🔗🔉

おもん‐ぱかり慮り】 (オモヒハカリの音便。オモンバカリとも)思慮。考え。計略。三蔵法師伝承徳点「慮オモムハカリ不図に有りて」

おもん‐ぱか・る【慮る】🔗🔉

おもん‐ぱか・る慮る】 〔他五〕 (オモヒハカルの音便。オモンバカルとも)よくよく考える。考えはかる。思いめぐらす。〈日葡辞書〉。「相手の立場を―・る」

おもん・みる【惟みる】🔗🔉

おもん・みる惟みる】 〔他上一〕 (オモヒミルの音便)よくよく考えてみる。大唐西域記長寛点「我惟オモミレハ福遇ありて聖族を生育せり」。「つらつら―・みるに」

おや【親・祖】🔗🔉

おや親・祖】 ①父と母との汎称。子をもつ者。古くは特に、母。実の父母にも養父母にもいう。また、人間以外の動物にもいう。推古紀「―無しに汝なれりけめや」。「生みの―より育ての―」「―子」「―犬」 ②祖先の人々。神代紀「遠つ―」。万葉集3「―の名も継ぎゆくものと」。「―重代の刀」 ③物・事を生ずるもと。 ㋐同類のものが次々に現れる、その最初。元祖。源氏物語絵合「物語のいできはじめの―なる竹取の翁」 ㋑物を生じふやすもと。「―芋」「―木」 ㋒親株の略。 ④拠り所・中心となるもの。 ㋐中心的・支配的位置にあるもの。栄華物語「世の―とおはします事。かの我が御身一つにて」。「―時計」「―会社」「―ファイル」 ㋑花札・トランプなどで、札を配り、札を打ち始める人。 ㋒無尽などの発起人。 ㋓大小相対するもののうち、大きいもの。「―指」 ⇒親思う心にまさる親心 ⇒親苦労す、子は楽す、孫は乞食す ⇒親ならぬ親 ⇒親に跡を遣る ⇒親に似ぬ子は鬼子 ⇒親の因果が子に報う ⇒親の顔が見たい ⇒親の心子知らず ⇒親の臑噛り ⇒親の七光 ⇒親の欲目 ⇒親は無くとも子は育つ

広辞苑 ページ 3043