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おりのべ‐ぎぬ【織延べ絹】🔗🔉

おりのべ‐ぎぬ織延べ絹】 絹織物で、普通のものより尺の長いもの。平家物語4「北国の―三千疋」 ⇒おり‐のべ【織延べ】

おりのべ‐ごろも【織延べ衣】🔗🔉

おりのべ‐ごろも織延べ衣】 織延べ絹でつくった衣。 ⇒おり‐のべ【織延べ】

おり‐のぼり【下り上り】🔗🔉

おり‐のぼり下り上り】 ①おりることとのぼること。 ②街道の往復。浄瑠璃、博多小女郎波枕「筑前へは毎年の―」

おり‐のり【降り乗り・下り乗り】🔗🔉

おり‐のり降り乗り・下り乗り】 ①おりることとのること。のりおり。 ②かけあい。談判。浄瑠璃、潤色江戸紫「坊主に逢うての―は、私が致します」

おり‐は【下り端】🔗🔉

おり‐は下り端】 おりる機会。やめるきっかけ。よい切り。浄瑠璃、淀鯉出世滝徳「今ではどうも―がない」

おり‐は【折羽】ヲリ‥🔗🔉

おり‐は折羽ヲリ‥ 双六すごろくの打ち方。12個ずつの駒を用い、二つの采を竹筒に入れて振り出し、出た目の数だけ駒を取り合い、多く取ったものが勝ちとなる。

おり‐は・う【折り延ふ】ヲリハフ🔗🔉

おり‐は・う折り延ふヲリハフ 〔他下二〕 時を長くのばす。長く引く。し続ける。古今和歌集「あしひきの山時鳥―・へて誰か優るとねをのみぞ鳴く」

おり‐ばこ【折箱】ヲリ‥🔗🔉

おり‐ばこ折箱ヲリ‥ 薄い板やボール紙などを折り曲げて作った箱。折おり

おり‐ばし【折箸】ヲリ‥🔗🔉

おり‐ばし折箸ヲリ‥ 1本の木を二つに折り曲げて作った箸。

おり‐びつ【折櫃】ヲリ‥🔗🔉

おり‐びつ折櫃ヲリ‥ ヒノキなどの薄板を折り曲げて作った箱。菓子・肴などを盛る。形は四角・六角など種々ある。おりうず。主計寮式「―五合」

おり‐ひとえ【織一重】‥ヘ🔗🔉

おり‐ひとえ織一重‥ヘ 文様を地文じもんまたは浮文うきもんとして織り出した単衣。古今著聞集10「女郎花の―をなまじひに打ちかけられける」

広辞苑 ページ 3081