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かい【甲斐】カヒ🔗🔉

かい甲斐カヒ ①旧国名。いまの山梨県。甲州。 ②山梨県中西部の市。釜無川東岸に位置し、信玄堤の遺構がある。ブドウなどの栽培のほか、近年は住宅地化も進行。人口7万4千。

かい【介】🔗🔉

かい「次官すけ参照。

かい【会】クワイ🔗🔉

かいクワイ ①人々が集まってする行事。集まり。つどい。古今著聞集5「九月十三夜の御―に」。「お別れの―を開く」 ②人々が集まって作る団体組織。グループ。「俳句の―」 ③であいのとき。めぐりあわせ。折。「風雲の―」 →え(会)

かい【回】クワイ🔗🔉

かいクワイ (呉音はエ) ①ひとまわり。度。度数。「―をかさねる」 ②〔医〕(→)脳回のこと。 ③回鶻かいこつ・ウイグルの略。転じて、イスラム教のこと。「―教」

かい【快】クワイ🔗🔉

かいクワイ ①こころよいこと。心にかなうこと。面白いこと。「もって―となす」 ②速いこと。また、快速の略。 ③〔哲〕活動に伴う充実感。

かい【戒】🔗🔉

かい】 ①いましめること。いましめ。さとし。「―を守る」 ②漢文の一体。訓戒を目的として作ったもの。 ③〔仏〕心身のあやまちを防ぐための自律的な制禁。出家者・在家者の守るべき規則。出家者の守る具足戒、在家者の守る五戒などがある。戒律。禁戒。平家物語10「このつゐでに―を保たばやと存じ候は」

かい【怪】クワイ🔗🔉

かいクワイ ①あやしいこと。不思議なこと。あやしいもの。ばけもの。「山奥の―」 ②常識をこえて、すぐれていること。「―演」 →け(怪)

かい【海】🔗🔉

かい】 うみ。普通、「洋」より狭い水域を指す。「日本―」↔陸

かい【界】🔗🔉

かい】 ①紙の上に引いた目印の線。けい。 ②ある範囲のうち。領域。社会。「実業―」 ③〔生〕(regnum ラテン)生物分類上の最高の階級。最近では、動物・植物・菌・原生生物・モネラ(細菌)に分ける五界説が有力。→階級(表)。 ④〔地〕(erathem)地層を分ける単位のうち、最も大きな区分。これに相当する年代区分が代だい。例えば、古生界とは古生代という時代に形成された地層群を意味する。界はさらにいくつかの系に区分される。

広辞苑 ページ 3183