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かかふ【
・襤褸】🔗⭐🔉
かかふ【
・襤褸】
ぼろぎれ。万葉集5「海松みるのごとわわけさがれる―のみ肩に打ちかけ」

かが‐ぶし【加賀節】🔗⭐🔉
かが‐ぶし【加賀節】
①室町時代の小歌。加賀の民謡から出たものと考えられる。
②寛文(1661〜1673)から元禄(1688〜1704)の頃江戸で流行した小歌。昔々物語「六十年以前、祢宜町勘三郎座の役者共の内、多門庄左衛門…是等寄合て―といふ小歌をうたひ出して、殊の外はやりしあり」
③江戸初期に宇治加賀掾うじかがのじょう(前名、嘉太夫かだゆう)が作った。嘉太夫節の別称。
ががぶた🔗⭐🔉
ががぶた
リンドウ科の水草。日本を始め旧大陸やオーストラリアの熱帯・亜熱帯に広く分布する。多年生で沼などの泥中に根を下ろし、長い葉柄でハート型の葉を水面に浮かべる。夏に葉柄の基部に束状に花柄を出し、星形で白色の小花をつける。花冠の中心部は黄色、裂片の縁は糸状に裂ける。金銀蓮花。
かがふ・る【被る】🔗⭐🔉
かがふ・る【被る】
〔他四〕
①かぶる。万葉集5「麻ぶすま引き―・り」
②身に受ける。特に、上からの仰せをお受けする。承る。万葉集20「かしこきや命みこと―・り」
かがべ🔗⭐🔉
かがべ
ドジョウ科の魚、縞泥鰌しまどじょうの、青森県での方言。
かが‐ぼうしょ【加賀奉書】🔗⭐🔉
かが‐ぼうしょ【加賀奉書】
加賀から産出した奉書。色白く質良く、江戸初期には最高級の紙と評価された。
かが‐ほお【加賀頬】‥ホホ🔗⭐🔉
かが‐ほお【加賀頬】‥ホホ
加賀の甲冑かっちゅう師が製作した面頬めんぽお。
かが‐まい【加賀米】🔗⭐🔉
かが‐まい【加賀米】
加賀国産の米。品質が劣るとされた。西鶴織留1「一つ釜の―に、はしらかし汁、鰯菜いわしさい」
かが‐まきえ【加賀蒔絵】‥ヱ🔗⭐🔉
かが‐まきえ【加賀蒔絵】‥ヱ
金沢で発達した蒔絵。江戸前期に五十嵐道甫が基を開く。蒔絵の諸技法を駆使した精巧な作風が特色。
広辞苑 ページ 3424。