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かき‐およ・ぶ【書き及ぶ】🔗⭐🔉
かき‐およ・ぶ【書き及ぶ】
〔他五〕
書くことができる。書きいたる。源氏物語明石「心のいたり少からむ絵師は、―・ぶまじと見ゆ」
かき‐おろし【書下ろし】🔗⭐🔉
かき‐おろし【書下ろし】
新しく書くこと。また、新しく書いた作品。特に、新聞・雑誌などに掲載せず、直接単行本として刊行された小説・戯曲や論文などをいう。
かき‐おろ・す【書き下ろす】🔗⭐🔉
かき‐おろ・す【書き下ろす】
〔他五〕
新しく小説・脚本などを書く。
かき‐おろ・す【掻き下ろす】🔗⭐🔉
かき‐おろ・す【掻き下ろす】
〔他五〕
(牛や馬をはずして)車を地に置く。今昔物語集20「車を―・して榻しじを立て」
○柿が赤くなると医者が青くなるかきがあかくなるといしゃがあおくなる
柿が赤くなる秋は天候がよいので病気になる人が少なく、医者は商売にならずに青ざめる。秋の快適な気候をいう。
⇒かき【柿・柹】
かき‐がい【牡蠣貝】‥ガヒ🔗⭐🔉
かき‐がい【牡蠣貝】‥ガヒ
カキ。また、カキの貝殻。古事記下「あひねの浜の―に足踏ますな」
かき‐かえ【書替え・書換え】‥カヘ🔗⭐🔉
かき‐かえ【書替え・書換え】‥カヘ
①書き改めること。
②効力を失った証書に代えて、同じ効力をもつ証書を作成すること。また、その新たな証書。「免許証の―」
⇒かきかえ‐きょうげん【書替え狂言】
かき‐かえ【繋き替え】‥カヘ🔗⭐🔉
かき‐かえ【繋き替え】‥カヘ
とりかえ。かけがえ。好色一代男7「ふんどしの―もなき人」
かきかえ‐きょうげん【書替え狂言】‥カヘキヤウ‥🔗⭐🔉
かきかえ‐きょうげん【書替え狂言】‥カヘキヤウ‥
作劇用語。大当りの歌舞伎や浄瑠璃の筋・役名などを下敷きにして、新しい内容を盛り込んだ脚本。新しい事件を題材にする時の作劇法。
⇒かき‐かえ【書替え・書換え】
かき‐かえ・す【掻き返す】‥カヘス🔗⭐🔉
かき‐かえ・す【掻き返す】‥カヘス
〔他四〕
①くりかえす。建礼門院右京大夫集「我が言ひし言のあひしらひ、何かと見ゆるが、―・すやうにおぼゆれば」
②琴爪や撥ばち裏で弦をはねて鳴らす。すくい撥で奏する。源氏物語手習「―・し、はやりかに弾きたる」
広辞苑 ページ 3454。