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かざみ‐あんてい【風見安定】🔗🔉

かざみ‐あんてい風見安定】 飛行機の機首が進行方向に対して左右に振れた時、垂直尾翼の働きで元に戻ろうとする特性。方向安定。 ⇒かざ‐み【風見】

かざみ‐ぐさ【風見草】🔗🔉

かざみ‐ぐさ風見草】 ①ウメの異称。蔵玉集「山里の軒端に咲ける―」 ②ヤナギの異称。蔵玉集「風見草、柳。梓弓はるの梢に―」 ⇒かざ‐み【風見】

かざ‐みち【風道】🔗🔉

かざ‐みち風道】 風の吹き抜ける道。また、風の通ったあと。かぜみち。

かざみ‐どり【風見鶏】🔗🔉

かざみ‐どり風見鶏】 ①鶏にかたどった風見。西洋で寺院の塔上などに装置。 ②比喩的に、定見を持たず大勢の動向にすぐ順応する人。「政界の―」 ⇒かざ‐み【風見】

かざみ‐の‐からす【風見の烏】🔗🔉

かざみ‐の‐からす風見の烏】 ①烏にかたどった風見。 ②㋐お高くとまっていばっている様子のたとえ。浮世風呂3「―を見るやうに高くとまつて」 ㋑くるくるよく回るたとえ。歌舞伎、助六所縁江戸桜「此の舌が廻つて来たぞ、…風車、独楽こまにぶん廻しに―」 ⇒かざ‐み【風見】

かさ・む【嵩む】🔗🔉

かさ・む嵩む】 〔自五〕 ①物などの数量が大きくなる。日本永代蔵1「元もと壱貫の銭、八千百九拾弐貫に―・み」。「費用が―・む」 ②勢いが他にまさる。源平盛衰記46「禁中花色の振舞、…頼朝に―・みて見ゆ」 ③勢いに乗ずる。嵩かさにかかる。甲陽軍鑑6「駿河義元公、あまり―・みて信長に負け」

かざ‐むき【風向き】🔗🔉

かざ‐むき風向き】 風の吹いて来る方向。転じて、物事のなりゆき。人の機嫌。形勢。かぜむき。「おやじの―が悪くなって来た」

広辞苑 ページ 3655