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かざ‐もり【風守】🔗🔉

かざ‐もり風守(→)風見かざみに同じ。

かさもり‐いなり【笠森稲荷】🔗🔉

かさもり‐いなり笠森稲荷】 江戸谷中やなか、感応寺の南西隅にあった稲荷社。かさもり(瘡守)の音通で、瘡(皮膚病)除けの神として信仰され、土や米の団子を供える。

かさもり‐おせん【笠森お仙】🔗🔉

かさもり‐おせん笠森お仙】 江戸谷中やなかの笠森稲荷境内の水茶屋の娘。御家人倉地甚左衛門の妻。美人の評判高く、明和(1764〜1772)頃には浮世絵に描かれて人気となった。お仙にまつわる巷説は、山東京伝の合巻「笠森娘錦笈摺かさもりむすめにしきのおいずり」や河竹黙阿弥の歌舞伎「怪談月笠森」などの題材。(1751〜1827)

かさ‐や【傘屋・笠屋】🔗🔉

かさ‐や傘屋・笠屋】 傘や笠を作り、また、売る店や人。

かさ‐やどり【笠宿り】🔗🔉

かさ‐やどり笠宿り】 軒下または樹陰などにしばらくあまやどりすること。また、その所。催馬楽、妹が門「ひぢかさの雨もや降らなむ…―やどりてまからむ」

かざ‐よけ【風除け】🔗🔉

かざ‐よけ風除け】 風をよけること。また、そのために設けたもの。かぜよけ。 ⇒かざよけ‐がっしょう【風除合掌】

かざよけ‐がっしょう【風除合掌】‥シヤウ🔗🔉

かざよけ‐がっしょう風除合掌‥シヤウ (→)上鞍に同じ。 ⇒かざ‐よけ【風除け】

かざら・う【飾らふ】カザラフ🔗🔉

かざら・う飾らふカザラフ 〔他四〕 (カザルに接尾語フの付いた語)飾る。万葉集16「飛び翔るすがるの如き腰細に取り―・ひ」

かざり【飾り】🔗🔉

かざり飾り】 ①かざること。よそおい。装飾。装飾品。転じて、見かけをととのえるためだけにあるもの。大唐西域記長寛点「荘飾カザリけたること有り」。「部屋の―」「あの社長は―だ」「―ボタン」 ②松かざり。しめかざり。おかざり。〈[季]新年〉 ③表面だけの美しさ。虚飾。「―のない人」 ④頭髪。髪。 ⇒かざり‐あげ【飾揚げ】 ⇒かざり‐あみ【飾り編み】 ⇒かざり‐いし【飾石】 ⇒かざり‐いづつ【飾井筒】 ⇒かざり‐いと【飾り糸】 ⇒かざり‐いど【飾井戸】 ⇒かざり‐うす【飾り臼】 ⇒かざり‐うま【飾り馬】 ⇒かざり‐うり【飾り売り】 ⇒かざり‐えび【飾り海老】 ⇒かざり‐がし【飾り菓子】 ⇒かざり‐がしら【飾り頭】 ⇒かざり‐がね【飾り金】 ⇒かざり‐かぶと【飾り冑】 ⇒かざり‐かわ【飾革】 ⇒かざり‐ぎり【飾り切り】 ⇒かざり‐くぎ【飾り釘】 ⇒かざり‐ぐし【飾串】 ⇒かざり‐ぐら【飾り鞍】 ⇒かざり‐ぐるま【飾車・餝車】 ⇒かざり‐け【飾り気】 ⇒かざり‐けい【飾り罫】 ⇒かざり‐さんぼう【飾り三方】 ⇒かざり‐し【飾師・錺師】 ⇒かざり‐じつけ【飾り仕付け】 ⇒かざり‐しょく【飾職・錺職】 ⇒かざり‐ずみ【飾り炭】 ⇒かざり‐せっちん【飾雪隠・荘雪隠】 ⇒かざり‐だけ【飾り竹】 ⇒かざり‐たち【飾太刀】 ⇒かざりたち‐だい【飾太刀代】 ⇒かざり‐だな【飾り棚】 ⇒かざり‐たま【飾り玉】 ⇒かざり‐ちまき【飾り粽】 ⇒かざり‐ちょうどがけ【飾調度懸】 ⇒かざり‐つけ【飾り付け】 ⇒かざり‐つぼ【飾り壺】 ⇒かざり‐なえ【飾り苗】 ⇒かざり‐なわ【飾り縄】 ⇒かざり‐ぬい【飾り縫い】 ⇒かざり‐ばな【飾り花】 ⇒かざり‐ばやし【飾り囃し】 ⇒かざり‐ひも【飾り紐】 ⇒かざり‐へいじ【飾り瓶子】 ⇒かざり‐ぼうちょう【飾り庖丁】 ⇒かざり‐ボタン【飾り釦】 ⇒かざり‐まつ【飾り松】 ⇒かざり‐まど【飾り窓】 ⇒かざり‐ミシン【飾りミシン】 ⇒かざり‐めぬき【飾目貫】 ⇒かざり‐もの【飾り物】 ⇒かざり‐や【飾屋・錺屋】 ⇒かざり‐ゆみ【飾り弓】 ⇒かざり‐わら【飾り藁】 ⇒飾り取る ⇒飾りを下ろす

広辞苑 ページ 3656