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かじ‐また【舵股】カヂ‥🔗🔉

かじ‐また舵股カヂ‥いかだの舵をとる股木。

かしま‐だち【鹿島立ち】🔗🔉

かしま‐だち鹿島立ち】 (鹿島・香取の2神が、天孫降臨に先だち葦原の中つ国を平定した吉例に基づくとも、また、辺防の軍旅に赴く武人・防人さきもりが、鹿島神宮の前立まえだち、阿須波神に途上の安全を祈ったことに基づくともいう)旅行に出で立つこと。かどで。出立。好色五人女2「―の日より同じ宿に泊り」 ⇒かしま【鹿島】

かしま‐どりい【鹿島鳥居】‥ヰ🔗🔉

かしま‐どりい鹿島鳥居‥ヰ 神明鳥居の一形式。柱と笠木は円形。貫ぬきは角形でその端は柱の外に貫き出ている。鹿島神宮の鳥居の形式。 鹿島鳥居 ⇒かしま【鹿島】

かしま‐なだ【鹿島灘】🔗🔉

かしま‐なだ鹿島灘】 千葉県犬吠埼から茨城県大洗岬にわたる沖合の海。海浜は鹿島浦と呼ばれ、海岸砂丘が発達。 ⇒かしま【鹿島】

かしま‐の‐おび【鹿島の帯】🔗🔉

かしま‐の‐おび鹿島の帯(→)常陸帯ひたちおび1に同じ。散木奇歌集「なぞもかく別れそめけむ常陸なる―の恨めしの世や」 ⇒かしま【鹿島】

かしま‐の‐ことふれ【鹿島の事触れ】🔗🔉

かしま‐の‐ことふれ鹿島の事触れ】 近世、その年の豊凶・吉凶につき、鹿島大明神の神託と称して春ごとに(元日から3日まで)全国に触れまわった人。折烏帽子おりえぼしに狩衣の神官姿で、襟に幣帛へいはくを挿み、銅拍子を鳴らしてそれを触れ歩いた。後には物貰いのなりわいとなった。ことふれ。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「是はお鹿島香取より罷り出た事触でござりや申す」 鹿島の事触れ ⇒かしま【鹿島】

かじま‐や【加島屋】🔗🔉

かじま‐や加島屋】 江戸時代の大坂の豪商。広岡久右衛門家と長田おさだ作兵衛家の二系統があり、両家とも入替いれかえ両替や大名貸を営んだ。広岡家は1887年(明治20)加島銀行を組織。長田家は73年閉店。

広辞苑 ページ 3695