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あずま‐ど【東人】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐ど【東人】アヅマ‥
(アズマウドの約)東国の人。あずまびと。万葉集2「―の荷前のさきの箱の荷の緒にも」
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐なまり【東訛】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐なまり【東訛】アヅマ‥
東国のなまり。東声あずまごえ。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐にしきえ【吾妻錦絵・東錦絵】アヅマ‥ヱ🔗⭐🔉
あずま‐にしきえ【吾妻錦絵・東錦絵】アヅマ‥ヱ
多色摺りの木版の浮世絵。江戸の名物で、鈴木春信がはじめて売り出した当初から、この名を用いた。錦絵。江戸絵。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐ねざさ【東根笹】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐ねざさ【東根笹】アヅマ‥
野生のササの一種。関東地方に普通で、いわゆる篠竹しのだけ。地下茎は横に這い、地上茎は直立して強靱、高さ1メートル内外。常緑で、葉は堅く暗緑色。花序は細長くて約15センチメートル、小花を密集し緑色で穂となる。アズマシノ。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐ばし【吾妻橋】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐ばし【吾妻橋】アヅマ‥
東京都台東区浅草と墨田区吾妻橋を結ぶ隅田川の橋。1774年(安永3)初めて架橋。現在の橋は1931年竣工。
あずま‐ばしょり【東端折り】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐ばしょり【東端折り】アヅマ‥
(→)「あずまからげ」に同じ。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐はっけい【吾妻八景】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐はっけい【吾妻八景】アヅマ‥
長唄。1829年(文政12)4世杵屋六三郎作曲(一説に作詞も)。江戸名所をよみ入れた歌詞。長唄を歌舞伎から独立して聴かせる新しい試みとして作られた名曲。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐びと【東人】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐びと【東人】アヅマ‥
東国の人。あずまうど。源氏物語宿木「―どもにも食はせ」
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あずま‐ひゃっかん【東百官】アヅマヒヤククワン🔗⭐🔉
あずま‐ひゃっかん【東百官】アヅマヒヤククワン
①室町末期から、関東武士が京都朝廷の官名に擬して用いた私称。伊織・多門・左膳・頼母・求馬・左内・兵馬の類。
②江戸時代に行われた子供の手習い本で、1の名などを集めたもの。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
広辞苑 ページ 372。