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あずま‐むすび【東結び・吾妻結び】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐むすび【東結び・吾妻結び】アヅマ‥
紐の結び方。輪を左右に出し、中を三巻きにしたもの。几帳きちょう・守り袋・簾すだれの紐などを結ぶのに用いる。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐め【東女】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐め【東女】アヅマ‥
東国の女。あずまおみな。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずまもんどう【吾妻問答】アヅマ‥ダフ🔗⭐🔉
あずまもんどう【吾妻問答】アヅマ‥ダフ
室町時代の連歌書。1巻。宗祇著。1470年(文明2)自跋。別名、角田川すみだがわ。連歌の代表作家・作法などを問答体に述べる。
あずま‐や【四阿・東屋・阿舎】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐や【四阿・東屋・阿舎】アヅマ‥
(東国風のひなびた家の意)
①四方へ檐のきを葺きおろした家屋。寄棟よせむねあるいは入母屋いりもや造。正倉院文書「草葺―一間」
②四方の柱だけで、壁がなく、屋根を四方に葺きおろした小屋。庭園などの休息所とする。亭ちん。国木田独歩、夫婦「庭へ出て吾妻屋あずまやに行つて見たが」
③催馬楽さいばらの曲名。
④源氏物語の巻名。宇治十帖の一つ。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずま‐やき【吾妻焼】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐やき【吾妻焼】アヅマ‥
旭焼あさひやきの旧称。
⇒あずま【東・吾妻・吾嬬】
あずまや‐さん【四阿山】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずまや‐さん【四阿山】アヅマ‥
長野県北東部、群馬県との境にある山。標高2354メートル。西に根子岳ねこだけ、西麓に菅平高原が広がる。吾妻あがつま山。
四阿山
提供:オフィス史朗

あずま‐やま【吾妻山】アヅマ‥🔗⭐🔉
あずま‐やま【吾妻山】アヅマ‥
福島市の西方、福島・山形の県境をなす火山群。最高峰は西吾妻山で、標高2035メートル。磐梯朝日国立公園に属する。
吾妻山(吾妻小富士と浄土平)
撮影:佐藤 尚

あずま‐よじべえ【吾妻与次兵衛】アヅマ‥ヱ🔗⭐🔉
あずま‐よじべえ【吾妻与次兵衛】アヅマ‥ヱ
浄瑠璃・歌舞伎の男女の登場人物および二人を主人公とする作品群の通称。江戸初期の歌謡にその情話をうたわれた大坂新町の遊女藤屋吾妻と山崎浄閑の息子与次兵衛。近松門左衛門作「寿門松ねびきのかどまつ」や「双蝶蝶曲輪日記ふたつちょうちょうくるわにっき」などで有名。
広辞苑 ページ 373。