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数え立てる】カゾヘ‥🔗🔉

数え立てるカゾヘ‥ 〔他下一〕[文]かぞへた・つ(下二) (→)「かぞえあげる」に同じ。源氏物語宿木「くはしうは、えぞ―・てざりけるとや」 かぞえ‐づき

数え月】カゾヘ‥🔗🔉

数え月カゾヘ‥ 12月のこと。 ⇒かぞえ【数え】 かぞえ‐どし

数え年】カゾヘ‥🔗🔉

数え年カゾヘ‥ 生まれた年を1歳とし、以後正月になると1歳を加えて数える年齢。 ⇒かぞえ【数え】 かぞえ‐な・す

数へなす】カゾヘ‥🔗🔉

数へなすカゾヘ‥ 〔他四〕 数え終える。玉葉集「つひにはいかが―・すべき」 かぞえ‐び

数え日】カゾヘ‥🔗🔉

数え日カゾヘ‥ ①その年内の残りの日を指折り数えること。また、その残り少ない日。誹風柳多留7「―は親のと子のは大違ひ」 ②利益の多い日。書入れ日。 ⇒かぞえ【数え】 かぞ・える

数える】カゾヘル🔗🔉

数えるカゾヘル 〔他下一〕[文]かぞ・ふ(下二) (カズ(数)と同源)五指を折って勘定する。従って、基本的には限定された数量を表現する。 ①(指を折り)数を勘定する。万葉集5「出で行きし日を―・へつつ今日今日と吾を待たすらむ父母らはも」。土佐日記「日の経ぬる数を今日いくか二十日三十日と―・ふれば指およびも損はれぬべし」。「参加者の数を―・える」 ②列挙する。かぞえあげる。源氏物語夕顔「御随身どももありし。何がしこれがしと―・へしは」。「長所を―・える」 ③数に入れる。考慮に入れる。源氏物語関屋「なほ、親しき家人のうちには―・へ給ひけり」。源氏物語胡蝶「そのきはより下は、…哀をもわき給へ。労をも―・へ給へ」。「代表作の一つに―・えられる」 ④あまり節をつけないで歌う。白拍子のような無伴奏の歌謡を拍子をとって歌う歌い方にいう。平家物語10「白拍子を誠に面白く―・へすましたりければ」→かずう ⇒数える程 ○数える程かぞえるほど (指を折って)簡単に数えられるほど、わずか。「入場者は―だった」 ⇒かぞ・える【数える】 カソード

広辞苑 ページ 3780