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○数える程かぞえるほど🔗⭐🔉
○数える程かぞえるほど
(指を折って)簡単に数えられるほど、わずか。「入場者は―だった」
⇒かぞ・える【数える】
カソード【cathode】
電池や電気分解で電子が外部から流れ込む電極。電池では正極、電気分解では陰極にあたり、還元反応が起こる。真空管では陰極を指す。↔アノード
か‐そく【加速】
速度を増すこと。↔減速。
⇒かそく‐き【加速器】
⇒かそく‐けい【加速系】
⇒かそく‐ど【加速度】
⇒かそくど‐げんり【加速度原理】
⇒かそくど‐てき【加速度的】
⇒かそくど‐びょう【加速度病】
⇒かそく‐ポンプ【加速ポンプ】
か‐そく【仮足】
細胞の原形質の、伸縮自在な一時的な突起。運動・食物摂取の役をする。アメーバや白血球で顕著に見られる。偽足。擬足。虚足。
か‐ぞく【家族】
夫婦の配偶関係や親子・兄弟などの血縁関係によって結ばれた親族関係を基礎にして成立する小集団。社会構成の基本単位。→家。
⇒かぞく‐あわせ【家族合せ】
⇒かぞく‐けいかく【家族計画】
⇒かぞく‐せいど【家族制度】
⇒かぞく‐てあて【家族手当】
⇒かぞくてき‐るいじせい【家族的類似性】
⇒かぞく‐ぶろ【家族風呂】
⇒かぞく‐ほう【家族法】
⇒かぞく‐りょうほう【家族療法】
⇒かぞく‐れき【家族歴】
か‐ぞく【家属】
一家の属類。うから。やから。
か‐ぞく【華族】クワ‥
①清華せいが家の別称。
②1869年(明治2)、皇族の下、士族の上に置かれた族称。はじめ旧公卿・大名の家系の身分呼称に過ぎなかったが(旧華族)、84年華族令により維新の功臣のちには実業家にも適用され、公・侯・伯・子・男の爵位を授けられて、特権を伴う社会的身分となった。1947年現憲法施行により廃止。樋口一葉、たま襷「いまの―何として足下へも依らるゝ物でなしと」
⇒かぞく‐かいかん【華族会館】
⇒かぞく‐じょがっこう【華族女学校】
が‐ぞく【雅俗】
①風雅と卑俗。みやびたこととひなびたこと。
②雅言と俗語。「―混淆体」
かぞく‐あわせ【家族合せ】‥アハセ
合せ物カルタの一つ。1家族5人ずつ10家族分の札を分配し、札を貰い合って、家族数を多くそろえた者を勝ちとする。明治末に始まる。
⇒か‐ぞく【家族】
かぞく‐おん【下属音】
〔音〕主音より4度上(5度下)の音。例えば、長音階でファの音。サブドミナント。
かぞく‐かいかん【華族会館】クワ‥クワイクワン
東京都千代田区永田町にあった華族の集会所。1874年(明治7)創建。徳冨蘆花、黒潮「卿おまえも晩おそいじやないか。乃公おれは―に廻つたものだから」→鹿鳴館。
⇒か‐ぞく【華族】
かそく‐き【加速器】
高エネルギーの素粒子や原子核を作り出す装置。素粒子や原子核の研究用だけでなく、医療・工業用としても使われる。荷電粒子を静電場で、あるいは円や直線の軌道上で加速。ヴァン‐デ‐グラーフ・ベータトロン・サイクロトロン・シンクロトロン・テバトロンなど。
⇒か‐そく【加速】
かそく‐けい【加速系】
慣性系に対して加速度のある運動をしている座標系。加速系ではみかけの力があらわれるが、アインシュタインは一般相対性理論でこれを重力と本質的に同じとした。
⇒か‐そく【加速】
かぞく‐けいかく【家族計画】‥クワク
計画的な受胎調節。
⇒か‐ぞく【家族】
かぞく‐じょがっこう【華族女学校】クワ‥ヂヨガクカウ
女子学習院の前身。
⇒か‐ぞく【華族】
かぞく‐せいど【家族制度】
①家族生活に関する諸規範の総体。
②家族の存続・維持に関する相続・分家・隠居の制度。
③家族員が家長の強い統制下にある制度。旧制の「家」の制度。
⇒か‐ぞく【家族】
かぞく‐てあて【家族手当】
①扶養家族の生活費の補助として支払われる賃金部分。家族給。
②家族の生活水準を維持するために、社会保障として行われる給付。児童手当など。
⇒か‐ぞく【家族】
かぞくてき‐るいじせい【家族的類似性】
(Familienähnlichkeit ドイツ)ウィトゲンシュタインの用語。ある概念に包摂される事象には、共通の本質的特性は存在せず、一家族の成員のように部分的類似性のネットワークをなしているということ。たとえばゲームという概念は将棋・野球・ポーカーなどを包摂するが、そこに共通の本質はなく、ゆるやかな類似性のみがある。
⇒か‐ぞく【家族】
かそく‐ど【加速度】
①速度変化の時間に対する割合。
②速さが次第に増していくさまをいう。「―がつく」
⇒か‐そく【加速】
かそくど‐げんり【加速度原理】
〔経〕消費財の増加が投資をひき起こすことを定式化したもの。のちに、産出高の増加がその一定倍の投資をひき起こすことをいうようになった。クラーク(John M. Clark1884〜1963)によって主張され、ハロッド・サムエルソン・ヒックスによって発展。乗数理論と組み合わせて用いられるようになった。
⇒か‐そく【加速】
かそくど‐てき【加速度的】
変化の度合が急激に増してゆくさま。「輸出が―に伸びる」
⇒か‐そく【加速】
かそくど‐びょう【加速度病】‥ビヤウ
自動車・列車・航空機・ロケットなど加速度の大きい乗物に乗っているときに起こる病症。眩暈めまい・悪心・嘔吐おうとなどを伴う。乗物酔い。
⇒か‐そく【加速】
かぞく‐ぶろ【家族風呂】
温泉旅館などの、家族用の貸切り風呂。
⇒か‐ぞく【家族】
かぞく‐ほう【家族法】‥ハフ
(→)身分法に同じ。
⇒か‐ぞく【家族】
かそく‐ポンプ【加速ポンプ】
内燃機関の気化器の付属品。急激な加速運転の時に燃料を速やかに補給するもの。
⇒か‐そく【加速】
かぞく‐りょうほう【家族療法】‥レウハフ
心理療法の一つ。個人における問題の発生を、その人と家族との関係でとらえ、家族全体を治療の対象とするもの。
⇒か‐ぞく【家族】
かぞく‐れき【家族歴】
祖父母・父母・兄弟など近親者の罹患した病気についての記載。
⇒か‐ぞく【家族】
かぞく‐わおん【下属和音】
〔音〕下属音上に構成された3和音。サブドミナント‐コード。
かそけ・し【幽し】
〔形ク〕
音・色などがかすかなさまである。かすけし。万葉集19「わが宿のいささむら竹吹く風の音の―・きこのゆふべかも」
かそ‐ざい【可塑剤】
〔化〕(plasticizer)合成樹脂・ゴム・繊維などの高分子物質に可塑性を与え、加工しやすくするために添加する物質。塩化ビニル樹脂に加えるフタル酸ジオクチルの類。
かそ‐せい【可塑性】
(→)塑性に同じ。
⇒かそせい‐ぶっしつ【可塑性物質】
かそせい‐ぶっしつ【可塑性物質】
可塑性を持つ物質で、その可塑性を利用して工業上に用いるもの。セルロイドや合成樹脂の類。プラスチック。可塑物。
⇒かそ‐せい【可塑性】
かそ‐ぶね【過書船】クワ‥
⇒かしょぶね
かそり‐かいづか【加曾利貝塚】‥カヒ‥
千葉市若葉区桜木町にある縄文時代中期・後期の大貝塚。直径約130メートルの北貝塚と南北約200メートル、東西約170メートルの南貝塚とから成る。
カソリック【Catholic】
⇒カトリック
ガソリン【gasoline】
沸点範囲がセ氏25〜200度の石油留分および石油製品の総称。ガソリン機関の燃料、溶剤などに用いる。原油の分留により得られる直留ガソリンはオクタン価が低い。自動車用の高オクタン価ガソリンは、重質ナフサの接触改質や重質軽油の接触分解(触媒の存在で行う熱分解)などにより製造される。揮発油。
⇒ガソリン‐きかん【ガソリン機関】
⇒ガソリン‐スタンド
⇒ガソリン‐ぜい【ガソリン税】
ガソリン‐きかん【ガソリン機関】‥クワン
ガソリンを燃料とする内燃機関。自動車・航空機などの動力機関に用いる。揮発油機関。ガソリン発動機。
⇒ガソリン【gasoline】
ガソリン‐スタンド
(和製語gasoline stand)街頭にある自動車用ガソリンの販売所。給油所。スタンド。
⇒ガソリン【gasoline】
ガソリン‐ぜい【ガソリン税】
揮発油税の通称。
⇒ガソリン【gasoline】
かた【方】
①方位。方角。方向。方面。竹取物語「唐の―に向かひて伏し拝み給ふ」
②所。場所。蜻蛉日記中「いかで涼しき―もやあると」
③手段。方法。源氏物語若紫「ともかうも、ただいまは聞えむ―なし」。「無念やる―ない」
④(動詞連用形に付いて)しよう。しぶり。方法。また、すること。「話し―」「撃ち―止め」
⑤仲間。組。源氏物語賢木「左右にこまどりに、―分かせ給へり」。「東―」「母―」「味―」
⑥それに関係する人。それをする人。かかり。「寺―」「囃子はやし―」
⑦頃。時分。伊勢物語「神無月のつごもり―」「暮れ―」
⑧(貴人を、その居所の方向で間接的にさしたことから)人を、敬意をもっていう語。「あの―」
⑨住んでいる所。身を寄せている家。「何某―」
⇒方明く
⇒方塞がる
かた【片】
①揃えば対ついとなるものの一方。万葉集8「天飛ぶや領巾ひれ―敷き真玉手の玉手さしかへ」。万葉集11「磯貝の―恋のみに年は経につつ」。「―手」
②整わないこと。不完全。万葉集9「八年児やとせごの―生おいの時ゆ」。「―こと」
③わずか。竹取物語「―時の間ま」
④一方に偏し、中心部から離れていること。神代紀下「石川―淵、―淵に網張り渡し」。伊勢物語「―ゐなかに住みけり」。「―端」「―よる」
⇒片が付く
かた【形・型】
➊(ふつう「形」と書く)(→)「かたち」1に同じ。
①形状。「三日月―」「―くずれ」
②事があったあとに残り、それがあったと知られるようなしるし。あとかた。源氏物語蓬生「昔だにあるかなきかなりし中門など、まして―もなくなりて」
③模様。あや。允恭紀「細紋ささら―」
④占いの際に現れるしるし。うらかた。万葉集14「告のらぬ妹が名―に出でむかも」
⑤銭の表。古銭で文字の刻まれた面。↔なめ。
⑥物に似せて作った形。肖像。図画。法華義疏長保点「像カタに触れて心を置かずはあるべけむや」
⑦貸したしるしとして取った物。抵当。浄瑠璃、大職冠「年季のこの玉を、たつた三百の―に張つて」。「借金の―にとられる」
➋(ふつう「型」と書く)個々のものの形を生ずるもととなるもの、または個々の形から抽象されるもの。
①形を作り出すもとになるもの。鋳型・型紙などの類。「―を取る」
②伝統・習慣として決まった形式。「―破りの人」
③武道・芸能・スポーツなどで、規範となる方式。「踊りの―」「攻めの―」
④ものを類に分けた時、それぞれの特質をよく表した典型。そのような形式・形態。タイプ。パターン。「ハムレット―」「流行の―」
⑤決まった大きさ。サイズ。
⇒型に嵌まる
⇒型に嵌める
⇒形の如く
かた【肩】
➊人・鳥獣の胴体の、腕・前肢・翼が接する部分の上部。万葉集13「ゆふだすき―に取り懸け」。「―がこる」「―に力が入る」
➋位置が人の肩にあたる所。
①衣服の肩にあたる部分。万葉集7「麻衣―のまよひはたれか取り見む」
②山頂の少し下の平らな所。「山の―」
③物の、脇の上部。「―書」
④和船の最も幅広いところの横幅。和船の大きさを示す場合、肩幅何尺何寸という。
➌肩を使う動作、またその力。
①かつぐ力。「―を貸す」
②転じて、負担。責任。「―が下りる」
③物を投げる力。「―がよい」
➍(肩に倶生神ぐしょうじんが宿っていて人の運命を支配するという俗説から)運。(別の説もある。浮、籠耳「運の好い悪いといふべきを肩が好い悪いとはいふべき詞にあらず、肩に棒おく商人・駕籠舁かごかき・乗物舁より起りたる詞なり」)
⇒肩が怒る
⇒肩が凝らない
⇒肩がつかえる
⇒肩で息をする
⇒肩で風を切る
⇒肩の荷が下りる
⇒肩を怒らす
⇒肩を入れる
⇒肩を落とす
⇒肩を貸す
⇒肩をすくめる
⇒肩をすぼめる
⇒肩を並べる
⇒肩を抜く
⇒肩を持つ
かた【潟】
①遠浅の海で、潮がさせば隠れ、ひけば現れる所。ひがた。万葉集6「潮干の―に鶴たず鳴き渡る」
②砂丘・砂洲・三角洲などのため、外海と分離してできた塩湖。一部が切れて海に連なることが多い。サロマ湖・風蓮湖の類。潟湖かたこ・せきこ。
③湖・沼または入江の称。
か‐た【掛搭】クワ‥
禅宗で、新たに寺院に入った僧侶が、衣鉢いはつ・錫杖などを僧堂の壁の鉤にかけおくこと。挂錫かしゃく。かとう。正法眼蔵礼拝得髄「大宋国の寺院に比丘尼の―せるが」
か‐た【過多】クワ‥
多すぎること。「胃酸―」「情報―」↔過少
か‐た【夥多】クワ‥
おびただしいこと。非常に多いこと。
かだ
(カダムの語幹)怠ること。怠慢。横着。浄瑠璃、出世景清「おのれ大分の銭を取りながら―をして働かず」
かだ【伽陀】
〔仏〕(梵語gāthāの音写)(→)偈げに同じ。
かだ【荷田】
姓氏の一つ。
⇒かだ‐の‐あずままろ【荷田春満】
⇒かだ‐の‐ありまろ【荷田在満】
か‐だ【華佗・華陀】クワ‥
後漢末・魏初の名医。字は元化。麻沸散(麻酔薬)による外科手術、五禽戯と称する体操などを始める。曹操の侍医になったが、のち殺された。生没年未詳。
がた
①こわれかかっているさま。「―が来る」
②音を立ててゆれ動くさま。「―馬車」
がた【方】
〔接尾〕
①敬意を含んで複数を示す。「先生―」
②その仲間・所属であることを示す。「幕府―」
③おおよそのところの意を示す。「三割―高い」「夜明け―」
ガター【gutter】
(排水溝・みぞの意)ボウリングのレーン両側にある溝。また、そこに投球が落ちてしまうこと。ガーター。
かた‐あいて【片相手】‥アヒ‥
一方の相手。
かた‐あかり【片明り】
スタンドなどが、一方だけを明るく照らす状態であること。
かた‐あき【肩明き】
洋服の肩の縫目部分のあき。飾りボタンやスナップで開閉する。
広辞苑 ページ 3781 での【○数える程】単語。