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かた‐おもて【片面】🔗🔉

かた‐おもて片面】 一方の面。半面。

かた‐おもむき【片趣】🔗🔉

かた‐おもむき片趣】 心を一方にだけ片寄せて他を顧みないこと。平家物語11「さやうに―なるをば、猪武者とて」

かた‐おや【片親】🔗🔉

かた‐おや片親】 ①両親のうち、父または母のどちらか一方。↔二親ふたおや。 ②両親の一人が欠けていること。また、その残った親。〈日葡辞書〉

かた‐おり【固織】🔗🔉

かた‐おり固織】 織物の紋を浮かさず、糸を固く締めて織ること。また、その織物。↔浮織

かた‐おりど【片折戸】‥ヲリ‥🔗🔉

かた‐おりど片折戸‥ヲリ‥ 片開きの折戸。↔諸折戸もろおりど

かた‐おりもの【固織物】🔗🔉

かた‐おりもの固織物】 固織りにした絹織物。夜の寝覚2「紅梅の―の小袿こうちき

かた‐おろし【片下ろし】🔗🔉

かた‐おろし片下ろし】 ①上代の歌謡などで、本・末の両方に分かれて歌う場合に、その一方を調子を下げて低く歌うもの。古事記「この歌は夷振ひなぶりの―なり」 ②片下ろし1の歌い方で歌う平安時代の歌謡の一種。

かた‐がい【片貝】‥ガヒ🔗🔉

かた‐がい片貝‥ガヒ アワビのように、貝殻が一方だけの貝。

かた‐がい【片飼】‥ガヒ🔗🔉

かた‐がい片飼‥ガヒ 馬などの飼い方が行き届かないこと。拾遺和歌集「あふ事の―したるみちのくのこまほしくのみ思ほゆるかな」 ○肩が怒るかたがいかる ①肩身が広くなる。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「是でこそ女房の肩も怒るわいの」 ②肩が高く張り出している。いかつい感じをいう。 ⇒かた【肩】

かた‐かお【片顔】‥カホ🔗🔉

かた‐かお片顔‥カホ 顔の半面。かためん。 ⇒かたかお‐なし【片顔無し】

かたかお‐なし【片顔無し】‥カホ‥🔗🔉

かたかお‐なし片顔無し‥カホ‥ 心が一徹で他方を顧みないこと。また、その人。源平盛衰記12「入道はさる―の人にて」 ⇒かた‐かお【片顔】

かた‐かぎ【片鉤】🔗🔉

かた‐かぎ片鉤】 物の結び目に輪一つを一方に作ること。かたわな。↔諸鉤もろかぎ

広辞苑 ページ 3797