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かた【肩】🔗🔉

かた】 ➊人・鳥獣の胴体の、腕・前肢・翼が接する部分の上部。万葉集13「ゆふだすき―に取り懸け」。「―がこる」「―に力が入る」 ➋位置が人の肩にあたる所。 ①衣服の肩にあたる部分。万葉集7「麻衣―のまよひはたれか取り見む」 ②山頂の少し下の平らな所。「山の―」 ③物の、脇の上部。「―書」 ④和船の最も幅広いところの横幅。和船の大きさを示す場合、肩幅何尺何寸という。 ➌肩を使う動作、またその力。 ①かつぐ力。「―を貸す」 ②転じて、負担。責任。「―が下りる」 ③物を投げる力。「―がよい」 ➍(肩に倶生神ぐしょうじんが宿っていて人の運命を支配するという俗説から)運。(別の説もある。浮、籠耳「運の好い悪いといふべきを肩が好い悪いとはいふべき詞にあらず、肩に棒おく商人・駕籠舁かごかき・乗物舁より起りたる詞なり」) ⇒肩が怒る ⇒肩が凝らない ⇒肩がつかえる ⇒肩で息をする ⇒肩で風を切る ⇒肩の荷が下りる ⇒肩を怒らす ⇒肩を入れる ⇒肩を落とす ⇒肩を貸す ⇒肩をすくめる ⇒肩をすぼめる ⇒肩を並べる ⇒肩を抜く ⇒肩を持つ

広辞苑 ページ 3786 での単語。