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かたくら‐かねたろう【片倉兼太郎】‥ラウ🔗🔉

かたくら‐かねたろう片倉兼太郎‥ラウ 生糸業の先覚者。信州諏訪郡三沢村(現、長野県岡谷市内)生れ。1878年(明治11)に器械製糸工場を設立、片倉製糸・片倉組の基礎を築いた。(1849〜1917) ⇒かたくら【片倉】

かた‐くり【片栗】🔗🔉

かた‐くり片栗】 ①ユリ科の多年草。山野に自生。早春に2葉を出す。葉は厚くて淡緑色、表面に紫斑がある。春早く、長い花柄を出し、紅紫色6弁の美花を開く。花被片は外曲反転し、下向きに咲く。地下茎は多肉・白色棍棒状で、澱粉を貯える。カタコ。古名、かたかご。〈物類称呼〉 かたくり カタクリ 撮影:関戸 勇 ②片栗粉の略。「―だんご」「―まんじゅう」 ⇒かたくり‐こ【片栗粉】

がた‐くり🔗🔉

がた‐くり がたがたとゆれ動くさま。「―馬車」

かたくり‐こ【片栗粉】🔗🔉

かたくり‐こ片栗粉】 カタクリの地下茎から製した白色の澱粉。片栗落雁などの材料のほか、葛粉同様に使う。近年、市販の多くはジャガイモの澱粉になり、唐揚げの衣や料理のとろみづけに用いる。 ⇒かた‐くり【片栗】

かたく・る【堅くる】🔗🔉

かたく・る堅くる】 〔自下二〕 かたくなる。

かた‐ぐる・し【片苦し】🔗🔉

かた‐ぐる・し片苦し】 〔形シク〕 片思いで苦しい。自分を思わない人を思ってなやましい。蜻蛉日記「―・しなるめな見せそ神」

かた‐くるし・い【堅苦しい】🔗🔉

かた‐くるし・い堅苦しい】 〔形〕[文]かたくる・し(シク) 厳格に過ぎる。しかつめらしい。うちとけず儀式ばっている。「―・い挨拶」

かた‐ぐるま【肩車】🔗🔉

かた‐ぐるま肩車】 ①人を両肩に跨またがらせてかつぐこと。かたくび。くびうま。かたうま。かたこま。かたくま。狂言、子盗人「今度は―に乗せてすかしませう」 ②柔道の手技の一つ。身体を低くして片手で相手の片足を抱え、担ぎ上げて投げる。

かた‐け【片食】🔗🔉

かた‐け片食】 ①1日2度の食事(近世、朝夕2食)のうち、1回の食事。西鶴織留5「たとへ―は食はずとも」 ②食事の度数を数える語。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「帳面は忘れぬ。旅籠が六―」

広辞苑 ページ 3807