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かた‐むすび【片結び】🔗🔉

かた‐むすび片結び】 帯・紐などの結び方。片方は真っ直ぐのままにし、他方をそれにまとって輪に結ぶもの。

かため【固め】🔗🔉

かため固め】 ①堅くすること。たしかにすること。また、そのもの。源氏物語桐壺「おほやけの―となりて天の下をたすくる方にて見れば」 ②警備。守護。「国の―」 ③固い約束。ちぎり。好色一代男8「その相手はと問へども、申さぬ―といふ」。「夫婦―のさかずき」 ⇒かため‐ごと【固め事】 ⇒かため‐の‐さかずき【固めの盃】 ⇒かため‐ふで【固め筆】 ⇒かため‐ぶみ【固め文】 ⇒かため‐わざ【固め技】

かた‐め【片目】🔗🔉

かた‐め片目】 ①片方の目。 ②片方の目が見えないこと。 ③(女房詞)比目魚ひらめまたは鰈かれい⇒片目が明く

かだ‐め【加太和布】🔗🔉

かだ‐め加太和布】 紀州加太浦(現、和歌山市)に産するワカメ。浄瑠璃、心中宵庚申「有難―の台引物、定めの通り御酒三献」 ○片目が明くかためがあく ①すこし文字が読める。枕草子314「いかでか。片目も明きつかうまつらでは」 ②黒星続きの力士がやっと1勝する。 ⇒かた‐め【片目】

かため‐ごと【固め事】🔗🔉

かため‐ごと固め事】 固く約束すること。また、固い約束。 ⇒かため【固め】

かた‐めしい【片盲】‥メシヒ🔗🔉

かた‐めしい片盲‥メシヒ 片方の眼の視力を失っていること。

かため‐の‐さかずき【固めの盃】‥サカヅキ🔗🔉

かため‐の‐さかずき固めの盃‥サカヅキ 約束を固めるために取り交わす盃。 ⇒かため【固め】

かため‐ふで【固め筆】🔗🔉

かため‐ふで固め筆】 筆の製法で、穂全体をふのりで固めたもの。水筆すいひつ。↔捌さばき筆。 ⇒かため【固め】

かため‐ぶみ【固め文】🔗🔉

かため‐ぶみ固め文】 誓いの文書。約束の証書。 ⇒かため【固め】

広辞苑 ページ 3843