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かた‐やぶり【型破り】🔗🔉

かた‐やぶり型破り】 ①定型または月並みな型を破っていること。また、そのもの。「―な発想」 ②風変りなこと。また、そのもの。「―の人物」

かた‐やま【片山】🔗🔉

かた‐やま片山】 一方にだけ傾斜のある山。一説に、孤立した山。かたわらの山。また、へんぴな山。万葉集16「足引のこの―に二つ立ついちひがもとに」 ⇒かたやま‐かげ【片山陰】 ⇒かたやま‐きし【片山岸】 ⇒かたやま‐もと【片山下】

かた‐やま【肩山】🔗🔉

かた‐やま肩山】 衣服の肩のいちばん高い部分で、前身頃まえみごろと後身頃うしろみごろとの境目をなす部分。→和服(図)

かたやま【堅山】🔗🔉

かたやま堅山】 姓氏の一つ。 ⇒かたやま‐なんぷう【堅山南風】

かた‐やまが【片山家】🔗🔉

かた‐やまが片山家】 へんぴな山里にある家。

かたやま‐がい【片山貝】‥ガヒ🔗🔉

かたやま‐がい片山貝‥ガヒ イツマデガイ科の巻貝。貝殻は細長く、淡褐色。本州・九州の田の溝などにすむ。中国の長江流域や台湾、フィリピンにも分布。日本住血吸虫の中間宿主で、名は本症の感染源が初めてつきとめられた広島県福山市神辺町の片山地区に因む。ミヤイリガイ。

かたやま‐かげ【片山陰】🔗🔉

かたやま‐かげ片山陰】 片山で陰になっている所。新古今和歌集「ひさぎ生ふる―に忍びつつ吹きけるものを秋の夕風」 ⇒かた‐やま【片山】

かたやま‐きし【片山岸】🔗🔉

かたやま‐きし片山岸】 片山の崖。万葉集10「―に霞たなびく」 ⇒かた‐やま【片山】

かたやま‐けんざん【片山兼山】🔗🔉

かたやま‐けんざん片山兼山】 江戸中期の儒学者。上野こうずけの人。荻生徂徠の古文辞学にあきたらず、漢唐の古注、宋明諸家の説を参酌、山子学と称する折衷学を唱えた。(1730〜1782) ⇒かたやま【片山】

広辞苑 ページ 3846