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あそそ‐に🔗🔉

あそそ‐に 〔副〕 うすうすに。ほのかに。万葉集4「―は、かつは知れども」

あそば・す【遊ばす】🔗🔉

あそば・す遊ばす】 〔自他五〕 ①「遊ぶ」の尊敬語。山野に遊楽をなさる。狩をなさる。また、管弦を演奏なさる。万葉集13「さし楊やなぎ根張梓ねはりあずさを御手おおみてに取らしたまひて―・しし」。源氏物語明石「―・すより懐しきさまなるはいづこのか侍らむ」 ②ひろく「する」という意の尊敬語。なさる。蜻蛉日記「これがかへし、いまひとたびせんとて、なからまでは―・したなるを」。「何を―・しますか」 ③「お」「ご(御)」を添えた動詞連用形または名詞に添えて尊敬の意を表す。…なさる。「お取り―・した」「御覧―・せ」

あそばせ‐うた【遊ばせ歌】🔗🔉

あそばせ‐うた遊ばせ歌】 子供を遊ばせるための歌。子守歌。

あそばせ‐ことば【遊ばせ言葉】🔗🔉

あそばせ‐ことば遊ばせ言葉】 女性の、「御自分であそばせ」「お勉強あそばせ」などという言い方をする言葉づかい。→あそばす

あそび【遊び】🔗🔉

あそび遊び】 ①あそぶこと。なぐさみ。遊戯。源氏物語桐壺「御心につくべき御―をし」。 ②猟や音楽のなぐさみ。竹取物語「御―などもなかりけり」 ③遊興。特に、酒色や賭博をいう。「―好き」「―人」 ④あそびめ。うかれめ。遊女。源氏物語澪標「―どものつどひ参れるも」 ⑤仕事や勉強の合い間。「―時間」 ⑥(文学・芸術の理念として)人生から遊離した美の世界を求めること。 ⑦気持のゆとり、余裕。「名人の芸には―がある」 ⑧〔機〕機械の部分と部分とが密着せず、その間にある程度動きうる余裕のあること。「ハンドルの―」 ⇒あそび‐あいて【遊び相手】 ⇒あそび‐うた【遊び歌】 ⇒あそび‐お【遊男】 ⇒あそび‐がたき【遊び敵】 ⇒あそび‐がね【遊び金】 ⇒あそび‐がみ【遊び紙】 ⇒あそび‐ぎ【遊び着】 ⇒あそび‐ぐさ【遊草】 ⇒あそび‐ぐさ【遊び種】 ⇒あそび‐ぐるま【遊び車】 ⇒あそび‐げ【遊び毛】 ⇒あそび‐ごころ【遊び心】 ⇒あそび‐ことば【遊び言葉】 ⇒あそび‐ごま【遊び駒】 ⇒あそび‐しごと【遊び仕事】 ⇒あそび‐ずき【遊び好き】 ⇒あそび‐て【遊び手】 ⇒あそび‐でら【遊び寺】 ⇒あそび‐どうぐ【遊び道具】 ⇒あそび‐とぎ【遊び伽】 ⇒あそび‐ともだち【遊び友達】 ⇒あそび‐どり【遊鳥】 ⇒あそび‐なかま【遊び仲間】 ⇒あそび‐にん【遊び人】 ⇒あそび‐はんぶん【遊び半分】 ⇒あそび‐びと【遊人】 ⇒あそび‐べ【遊部】 ⇒あそび‐め【遊女】 ⇒あそび‐もの【遊び物】 ⇒あそび‐もの【遊者】 ⇒あそび‐やど【遊び宿】 ⇒あそび‐わ【遊輪】 ⇒あそび‐わざ【遊び業】

広辞苑 ページ 385