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かつしか‐は【葛飾派】🔗🔉

かつしか‐は葛飾派】 浮世絵の一派。北斎を祖とする。力感や生動感の表現を得意とし、版画のほか肉筆画にも長じた。北渓・北馬・北寿・応為らが知名。 ⇒かつしか【葛飾】

かつしか‐ふう【葛飾風】🔗🔉

かつしか‐ふう葛飾風】 江戸葛飾に住んだ山口素堂系統の俳風。漢詩に長じ、学者であった素堂の風を受けた。葛飾蕉門。葛飾正風。 ⇒かつしか【葛飾】

かつしか‐ほくさい【葛飾北斎】🔗🔉

かつしか‐ほくさい葛飾北斎】 江戸後期の浮世絵師。もと川村氏、のち一時中島氏。江戸本所に生まれる。葛飾派の祖。初め勝川春章の門に入り、春朗と号し、のち宗理・画狂人・戴斗・為一いいち・卍など、画風と共にしばしばその号を変えた。洋画を含むさまざまな画法を学び、すぐれた描写力と大胆な構成を特色とする独特の様式を確立。版画では風景画や花鳥画、肉筆画では美人画や武者絵に傑作が多く、「北斎漫画」などの絵手本や小説本の挿絵にも意欲を示した。代表作「富嶽三十六景」。(1760〜1849) ⇒かつしか【葛飾】

かっ‐しき【喝食】🔗🔉

かっ‐しき喝食】 ①〔仏〕(カツジキ・カシキとも。「喝」は唱える意)禅家で、大衆だいしゅ誦経の後、大衆に食事を大声で知らせる役僧。後には有髪の少年が勤め、稚児ちごとも称した。喝食行者。 ②喝食姿の略。 ③能面。喝食行者に擬して作った美青年の面。 喝食 小喝食 撮影:神田佳明(所蔵:堀安右衞門) ⇒かっしき‐あんじゃ【喝食行者】 ⇒かっしき‐すがた【喝食姿】

かっし‐き【割糸機】🔗🔉

かっし‐き割糸機】 屑糸くずいとをもとの綿にもどす機械。

がっ‐しき【合式】🔗🔉

がっ‐しき合式】 〔副〕 のこらず。一式。がっさい。誹風柳多留30「親の目を―乳母がせわでぬき」

広辞苑 ページ 3901