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かなしみ‐の‐せつ【悲しみの節】🔗🔉

かなしみ‐の‐せつ悲しみの節】 〔宗〕四旬節の異称。 ⇒かなしみ【愛しみ・悲しみ・哀しみ】

かなし・む【愛しむ・悲しむ・哀しむ】🔗🔉

かなし・む愛しむ・悲しむ・哀しむ】 〔他五〕 ①いとしいと思う。今昔物語集26「月満ちて端正たんじょう美麗なる男子を産めば、父母これを―・み愛して」 ②《悲・哀》悲しく思う。宇治拾遺物語10「親ども泣き―・む事限りなし」。「父の死を―・む」 ③心打たれる。感動する。今昔物語集9「天の賜へるなりと喜び―・んで」

かな‐じゃくし【金杓子】🔗🔉

かな‐じゃくし金杓子】 金属製の杓子。

かなし‐ら【悲しら】🔗🔉

かなし‐ら悲しら】 (ラは接尾語)悲しそうなさま。万葉集4「もの―に思へりしわが子の刀自を」

かな‐じり【仮名尻】🔗🔉

かな‐じり仮名尻】 いろは四十七文字の最後につける「京」の字。↔仮名頭かながしら

かな・ず【奏づ】カナヅ🔗🔉

かな・ず奏づカナヅ 〔自他下二〕 ⇒かなでる(下一)

かな‐すき【金鋤・鉄鋤】🔗🔉

かな‐すき金鋤・鉄鋤】 鉄製の鋤。古事記「―も五百箇いおちもがも」

かな‐ぞうし【仮名草子】‥ザウ‥🔗🔉

かな‐ぞうし仮名草子‥ザウ‥ 室町時代の物語・草子の後をうけ、浮世草子の先駆をなす江戸初期の短編小説の一体で、擬古文体の平易な仮名文で書かれた、啓蒙・娯楽・教訓の物語・小説。「恨の介」「伽婢子おとぎぼうこ」の類。→浮世草子

かなた【彼方】🔗🔉

かなた彼方】 〔代〕 遠くはなれた方。あちらのほう。あなた。むこう。万葉集9「処女墓おとめづかなかにつくりおき壮士墓おとこづかこなた―につくりおける」。「はるか海の―」 ⇒かなた‐こなた【彼方此方】

広辞苑 ページ 3976