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きえ‐がた【消え方】🔗🔉

きえ‐がた消え方】 消えそうな様子。また、その時。枕草子251「雪は…すこし―になりたるほど」

きえ‐がて【消え難】🔗🔉

きえ‐がて消え難】 消えにくいさま。古今和歌集「雪ぞ降りつつ―にする」。新千載和歌集「―の花の雪ふむ朝戸出に」

きえ‐ぎえ【消え消え】🔗🔉

きえ‐ぎえ消え消え】 いまにも消え入ろうとするさま。生きた心地もしないさま。太平記10「目もくれ、心―となりしかど」。「―に残る雪」

きえ‐さ・る【消え去る】🔗🔉

きえ‐さ・る消え去る】 〔自五〕 消えてなくなる。

きえ‐さんぼう【帰依三宝】🔗🔉

きえ‐さんぼう帰依三宝】 仏・法・僧の三宝に帰依することで、仏教徒の必須条件。三帰依。→帰依仏→帰依法→帰依僧

きえ・す【消えす】🔗🔉

きえ・す消えす】 〔自サ変〕 (多く「消えせぬ」という打消の形で)消える。後撰和歌集「山隠れ―・せぬ雪のわびしきは」

きえ‐そう【帰依僧】🔗🔉

きえ‐そう帰依僧】 三帰依の一つ。僧団に帰依すること。

きえ‐そ・める【消え初める】🔗🔉

きえ‐そ・める消え初める】 〔自下一〕[文]きえそ・む(下二) 消えはじめる。炭俵「初雪やまづ馬屋から―・むる」(許六)

き‐えつ【喜悦】🔗🔉

き‐えつ喜悦】 喜ぶこと。よろこび。「―満面」

きえ‐つ・く【消え尽く】🔗🔉

きえ‐つ・く消え尽く】 〔自上二〕 消えてしまう。ことごとく消える。玉葉集釈教「空の薄霧―・きて」

キエティスム【quiétisme フランス】🔗🔉

キエティスムquiétisme フランス】 〔宗〕(→)静寂主義

きえ‐とま・る【消え止る】🔗🔉

きえ‐とま・る消え止る】 〔自四〕 消えないで残りとどまる。源氏物語若菜下「―・るほどやは経べき」

きえ‐のこ・る【消え残る】🔗🔉

きえ‐のこ・る消え残る】 〔自五〕 ①消えずに少し残る。「雪が―・る」 ②生き残る。源氏物語若菜下「女君―・りたるいとほしみに」

広辞苑 ページ 4637