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きえ‐わ・ぶ【消え侘ぶ】🔗🔉

きえ‐わ・ぶ消え侘ぶ】 〔自上二〕 死ぬほどにつらく思う。俊成女集「―・びぬ命をあだにかけそめし」

き‐えん【気炎・気焔】🔗🔉

き‐えん気炎・気焔】 燃え上がるような、盛んな意気。気勢。「―をあげる」「―を吐く」「怪―」 ⇒きえん‐ばんじょう【気炎万丈】

き‐えん【奇縁】🔗🔉

き‐えん奇縁】 思いがけない縁。不思議な因縁。「合縁あいえん―」

き‐えん【帰燕】🔗🔉

き‐えん帰燕】 秋に南へ渡るつばめ。また、春に南から来るつばめ。〈[季]秋〉

き‐えん【棄捐】🔗🔉

き‐えん棄捐】 ①すてること。 ②法令によって個人の貸借関係を破棄させること。江戸幕府・諸藩で、札差などから諸大名・旗本・御家人などに貸与した金穀の返納を免除すること。徳政。1789年(寛政1)に幕府が発したものが有名。「―令」

き‐えん【機縁】🔗🔉

き‐えん機縁】 ①仏の教えを受ける衆生しゅじょうの能力(機)と、衆生と仏との関係(縁)をいう。栄華物語鶴林「―すでに尽くれば、必ず滅度に入り給」 ②きっかけ。機会。「これを―に仲直りしよう」

ぎ‐えん【起縁】🔗🔉

ぎ‐えん起縁】 「縁起」を倒置した語。吉凶の前兆。浄瑠璃、鎌倉三代記「御病人に―の悪い事いふた」 ⇒ぎえん‐なおし【起縁直し】

ぎ‐えん【義捐】🔗🔉

ぎ‐えん義捐】 (「捐」はすてる意)慈善・公益・災害救助などのために金品を寄付すること。「義援」とも書く。 ⇒ぎえん‐きん【義捐金】

ぎえん【義淵】‥ヱン🔗🔉

ぎえん義淵‥ヱン (ギインとも)奈良前期の法相宗の僧。大和の人。元興寺の智鳳に師事。吉野に竜門寺を開いて法相宗を広め、僧正まで進む。また岡寺おかでらを開き、聖武天皇から岡連おかのむらじの姓を授けられた。門下から行基・玄昉げんぼう・良弁ろうべんなどを輩出。( 〜728)

広辞苑 ページ 4639