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きき‐ごと【聞き事】🔗🔉

きき‐ごと聞き事】 聞くだけの値うちのあること。ききもの。蒙求抄7「此の人の物語は―なほどに」

きき‐ごま【利き駒】🔗🔉

きき‐ごま利き駒】 将棋で、飛車・角行・金将・銀将などのような、働きのすぐれた駒。

きき‐こみ【聞込み】🔗🔉

きき‐こみ聞込み】 聞き込むこと。刑事などが犯罪事実や捜査の手掛かりを聞いてまわること。「―捜査」

きき‐こ・む【聞き込む】🔗🔉

きき‐こ・む聞き込む】 〔他五〕 情報などを他から聞いて知る。耳に入れる。「うわさを―・む」

きき‐こ・む【聞き籠む】🔗🔉

きき‐こ・む聞き籠む】 〔他下二〕 聞いて心にしまっておく。風雅和歌集「ひとりあかすよもの思ひは―・めぬただつくづくとふくる夜の雨」

きき‐ざい【毀棄罪】🔗🔉

きき‐ざい毀棄罪】 物の効用を害する犯罪。文書毀棄罪・建造物損壊罪・器物損壊罪・境界損壊罪・信書隠匿罪の総称。

きき‐ざけ【聞酒・利酒】🔗🔉

きき‐ざけ聞酒・利酒】 酒の良否を鑑定すること。またそのために味わってみる酒。「―をする」

きき‐さ・す【聞き止す】🔗🔉

きき‐さ・す聞き止す】 〔他五〕 中途で聞くのをやめる。源氏物語帚木「ことなることなければ、―・し給ひつ」

きき‐さだ・む【聞き定む】🔗🔉

きき‐さだ・む聞き定む】 〔他下二〕 聞いてそれと決める。源氏物語花宴「のたまふ声に、この君なりけりと―・めて」

きき‐ざる【喜々猿】🔗🔉

きき‐ざる喜々猿】 大阪府堺で作られる土人形。手捻びねりの猿を組み合わせたもの。

きき‐され【聞きされ】🔗🔉

きき‐され聞きされ】 人の話をちょっと耳に入れること。聞きかじり。土佐日記「―に聞けるなり」

きぎし【雉・雉子】🔗🔉

きぎし雉・雉子】 キジの古称。古事記「―は響とよむ」 ⇒雉の頓使

きき‐しつ【汽機室】🔗🔉

きき‐しつ汽機室】 船体内または工場内で、往復式蒸気機関・蒸気タービンの汽機を装置した一区画。 ○聞きしに勝るききしにまさる 話に聞いて想像していた以上のありさまである。「―強さ」 ⇒き・く【聞く・聴く】 ○雉の頓使きぎしのひたづかい (天つ神の命を受けて天降ったまま8年たっても復命しなかった天稚彦あめわかひこのところに、事情を問いに遣わされた雉が、天稚彦に射殺されたという記紀神話による)行ったきりで戻って来ない使者。一説に、使者をひとりだけ、従者もつけずに遣わすのを忌んでいうことば。 ⇒きぎし【雉・雉子】

広辞苑 ページ 4679