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き‐ぎわ【着際】‥ギハ🔗🔉

き‐ぎわ着際‥ギハ ①着る手ぎわ。着っぷり。着た様子。日葡辞書「キギワノヨイヒト」 ②着物の端のところ。曾我物語6「笄こうがいにて、障子ごしに、袴の―をさしければ」 ③着たばかりの時。また、着ようとする際。

きき‐わ・く【聞き分く】🔗🔉

きき‐わ・く聞き分く】 〔他四〕 聞いて判断する。古今和歌集「春やとき花や遅きと―・かむ」

きき‐わけ【聞分け】🔗🔉

きき‐わけ聞分け】 聞きわけること。特に、子供が目上の話をよく聞いて納得すること。得心。「―がよい子」「―のない」

きき‐わ・ける【聞き分ける】🔗🔉

きき‐わ・ける聞き分ける】 〔他下一〕[文]ききわ・く(下二) ①いろいろの音を聞いて区別する。「父の足音を―・ける」 ②聞いて是非を判断する。 ③聞いてその意をさとる。得心する。なっとくする。「親の言うことを―・ける」

きき‐わずら・う【聞き煩ふ】‥ワヅラフ🔗🔉

きき‐わずら・う聞き煩ふ‥ワヅラフ 〔他四〕 聞いて心を苦しめる。源氏物語竹河「母北の方をせめ奉れば、―・ひ給ひて」

きき‐わす・れる【聞き忘れる】🔗🔉

きき‐わす・れる聞き忘れる】 〔他下一〕[文]ききわす・る(下二) ①聞くべきことを忘れて聞かない。聞きもらす。「質問事項の一つを―・れる」 ②聞いたことを忘れる。

きき‐わた・す【聞き渡す】🔗🔉

きき‐わた・す聞き渡す】 〔他四〕 (→)「ききわたる」に同じ。

きき‐わた・る【聞き渡る】🔗🔉

きき‐わた・る聞き渡る】 〔他四〕 ①長いあいだ聞きつづける。常に聞く。万葉集11「鳴神の音のみにやも―・りなむ」 ②そこと聞いて通り過ぎる。栄華物語松下枝「尋ぬれど昔ながらの橋もなしあとをぞそれと―・りける」

きき‐わ・ぶ【聞き侘ぶ】🔗🔉

きき‐わ・ぶ聞き侘ぶ】 〔他上二〕 聞いてわびしく思う。聞いて心をなやます。玉葉集「秋深きねざめの時雨―・びて」 ○義旗を翻すぎきをひるがえす 正義のために旗あげする。正義の戦いを起こす。 ⇒ぎ‐き【義旗】

き‐きん【飢饉・饑饉】🔗🔉

き‐きん飢饉・饑饉】 農作物がみのらず、食物が欠乏して、飢え苦しむこと。食物以外でも必要な物資がいちじるしく不足する場合にいう。「―に見舞われる」「水―」

広辞苑 ページ 4698