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きた・む【鞫む】🔗🔉

きた・む鞫む】 〔他下二〕 (「鍛きたふ」と同源)罰する。懲らす。罪する。続日本紀40「―・めたまふべく」

きた‐むき【北向き】🔗🔉

きた‐むき北向き】 ①北の方角に向いていること。 ②元禄・宝永(1688〜1711)の頃、京都島原中堂寺町北側の長屋横町にいた局女郎。揚代5匁で、遊女のうち最下等のもの。好色一代男7「京の―よりは劣りぬ」 ③僧の隠語で、女犯にょぼん⇒北向きの鬼面 ○北向きの鬼面きたむきのきめん 陰気でにがりきった顔つきのたとえ。 ⇒きた‐むき【北向き】

きたむら‐きぎん【北村季吟】🔗🔉

きたむら‐きぎん北村季吟】 江戸前期の古典学者・俳人。通称は久助、号は拾穂軒・湖月亭など。近江の人。松永貞徳に俳諧、飛鳥井雅章らに歌学を学び、その門から芭蕉を出す。幕府歌学方。和漢の学、仏学に精通、古文学の注釈に貢献。著「徒然草文段抄」「枕草子春曙抄」「湖月抄」など。(1624〜1705) ⇒きたむら【北村】

きたむら‐きはち【北村喜八】🔗🔉

きたむら‐きはち北村喜八】 演出家・演劇評論家。石川県生れ。東大卒。築地小劇場設立に参加。演出「ガラスの動物園」、著「表現主義の戯曲」など。(1898〜1960) ⇒きたむら【北村】

きたむら‐せいぼう【北村西望】‥バウ🔗🔉

きたむら‐せいぼう北村西望‥バウ 彫刻家。長崎県生れ。東京美術学校教授。重厚な男性像が多く、第二次大戦後は長崎の「平和祈念像」など。文化勲章。(1884〜1987) 北村西望 撮影:田沼武能 ⇒きたむら【北村】

広辞苑 ページ 4836