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きつ【吃】🔗🔉

きつ】 どもること。

きつ・い🔗🔉

きつ・い 〔形〕[文]きつ・し(ク) ①耐えがたいほどに、つらい。きびしい。ひどい。はげしい。また、程度がはなはだしい。洒落本、辰巳之園「それは―・い御心労」。「―・いお叱り」「寒さが―・い」 ②仕事の量が多く、実現させるのがつらい。きびしい。つらい。酷である。浄瑠璃、平家女護島「二日には―・い道」。「―・い日程」「―・い金繰り」 ③性格が強く、近寄りがたい。勝気である。気丈である。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「与平が顔の気味悪く心も心ならねども見付きは―・い服部育ち」。「―・い顔付」 ④窮屈である。中で動ける隙間が少しもない。「靴が小さくて―・い」 ⑤結びつきが強く、固い。「紐を―・く結ぶ」「目を―・く閉じる」 ⑥すばらしい。浄瑠璃、唐船噺今国性爺「さてさて―・い名人今の世の干将莫耶」

きつう🔗🔉

きつう 〔副〕 (キツクの音便) ①ひどく。甚だしく。狂言、茶壺「―酔うてをる」 ②ぜひとも。絶対に。どうしても。浄瑠璃、心中重井筒「今夜上のぼして明日の間に合はせねば―叶はぬ大事の用」

ぎ‐つうふう【偽痛風】🔗🔉

ぎ‐つうふう偽痛風】 関節軟骨の石灰化(ピロリン酸カルシウムの沈着)のために起こる関節炎。時に痛風に似た激しい痛みを伴う。60歳前後以上の高齢者に多い。関節軟骨石灰化症。

きつ‐えん【吉宴】🔗🔉

きつ‐えん吉宴】 めでたい酒宴。祝賀の酒宴。

きつ‐えん【喫煙】🔗🔉

きつ‐えん喫煙】 タバコを吸うこと。「―具」 ⇒きつえん‐しつ【喫煙室】

きつえん‐しつ【喫煙室】🔗🔉

きつえん‐しつ喫煙室】 タバコを吸うために特に設けた部屋。 ⇒きつ‐えん【喫煙】

きつ‐おん【吃音】🔗🔉

きつ‐おん吃音】 発音障害の一種。発音の際、第1音が容易に出ない、繰り返す、引き伸ばすなど円滑に話せない状態。発語筋肉・横隔膜筋・声帯などの発作的痙攣けいれんによる。原因は諸説あるが、不安・緊張など心理的要素が強く、男子に多い。吃音症。吃吶きつとつ。どもり。

きっ‐か【菊花】キククワ🔗🔉

きっ‐か菊花キククワ ①菊の花。 ②薫物たきものの一種。沈香じんこう・丁子ちょうじ・貝香かいこう・甘松かんしょう・薫陸くんろく・麝香じゃこうを合わせて菊花の香とする。→練香ねりこう。 ③漢方で、生薬の一つ。風熱(風邪の熱・咽痛など)を去り、肝の亢たかぶりを抑える効がある。 ⇒きっか‐ぎり【菊花切り】 ⇒きっか‐しゅ【菊花酒】 ⇒きっか‐しょう【菊花章】 ⇒きっか‐しょう【菊花賞】 ⇒きっかしょう‐けいしょく【菊花章頸飾】 ⇒きっか‐せき【菊花石】 ⇒きっか‐だいじゅしょう【菊花大綬章】 ⇒きっか‐なます【菊花膾】 ⇒きっか‐の‐さかずき【菊花の杯】 ⇒きっか‐の‐さけ【菊花の酒】 ⇒きっか‐もん【菊花紋】

広辞苑 ページ 4850