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き‐ば・る【気張る】🔗🔉

き‐ば・る気張る】 〔自五〕 ①息をつめて力む。いきむ。 ②いきごむ。勇み立つ。元気をだす。〈日葡辞書〉。「―・らずにやろう」 ③見えを張って必要以上のことをする。特に、気前よく金を出す。おごる。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「銭が無か、―・つてゐる古褞袍わんぽうもその風呂敷包みもきりきりこつちへおこせ」。「―・って祝儀を出す」 ○牙を噛むきばをかむ はがみをする。切歯する。非常にくやしがったり、興奮したりするさまにいう。宇治拾遺物語15「牙をかみ、ひげを反らして」 ⇒き‐ば【牙】 ○牙を研ぐきばをとぐ 相手を害そうと用意することのたとえ。 ⇒き‐ば【牙】 ○牙を鳴らすきばをならす ①はぎしりして、くやしがる。浄瑠璃、蝉丸「につくい奴は直姫と、牙を鳴らして語らるれば」 ②敵意をむき出しにする。 ⇒き‐ば【牙】 ○牙を剥くきばをむく 相手に敵意を抱いて立ち向かう。 ⇒き‐ば【牙】

き‐はん【帰帆】🔗🔉

き‐はん帰帆】 帰路につく帆掛け船。港に帰る船。

き‐はん【規範・軌範】🔗🔉

き‐はん規範・軌範】 (Norm ドイツ)(「軌」は道筋の意) ①のり。てほん。模範。 ②〔哲〕のっとるべき規則。判断・評価または行為などの拠るべき手本・基準。 ⇒きはん‐がく【規範学】 ⇒きはん‐し【軌範師】 ⇒きはんてき‐せきにんろん【規範的責任論】 ⇒きはん‐ぶんぽう【規範文法】 ⇒きはん‐ほうそく【規範法則】 ⇒きはん‐りんりがく【規範倫理学】

き‐はん【羈絆】🔗🔉

き‐はん羈絆】 ①牛馬などを綱などでつなぎとめること。また、その物。 ②行動を束縛するもの。足手まといになるもの。ほだし。きずな。

き‐ばん【基板】🔗🔉

き‐ばん基板】 電子部品を組み込むプリント板。また、集積回路を組み込むシリコンの単結晶板。

き‐ばん【基盤】🔗🔉

き‐ばん基盤】 物事を支えるよりどころ。物事の土台。基礎。基本。「生活の―」「―整備」

広辞苑 ページ 4922