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あぶら‐ぎく【油菊】🔗🔉

あぶら‐ぎく油菊】 キク科の多年草。西日本・中国大陸の山野に自生。高さ約70センチメートル。葉は浅緑色、菊に似て刻みが深い。秋、黄色の頭状花をつける。花を油に漬けて薬用とする。シマカンギク。ハマカンギク。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐ぎぬ【油絹】🔗🔉

あぶら‐ぎぬ油絹】 油を塗った絹。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐ぎり【油桐】🔗🔉

あぶら‐ぎり油桐】 トウダイグサ科の落葉高木。古く中国から入り、関西・九州では自生化。葉は大きく、キリの葉に似る。初夏に白色の単生花を開く。種子から搾った桐油とうゆは工業用で食用にはならない。材は山桐と称し器具・下駄などとする。油木。毒荏どくえ。イヌギリ。ヤマギリ。ケシギリ。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐ぎ・る【脂ぎる】🔗🔉

あぶら‐ぎ・る脂ぎる】 〔自五〕 脂でぎらぎらする。また、肥えて脂肪分が浮いて見える。精力的である。「―・った肉料理」「―・った人」

あぶら‐ぐすり【脂薬・膏薬】🔗🔉

あぶら‐ぐすり脂薬・膏薬】 脂肪油類に種々の薬物を加えて塗る外用薬。こうやく。擦剤。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐ぐち【油口】🔗🔉

あぶら‐ぐち油口】 すらすらとよくしゃべる口。巧みな口上。浄瑠璃、聖徳太子絵伝記「とろりとだます―」 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐け【油気・脂気】🔗🔉

あぶら‐け油気・脂気】 あぶらを多く含むさま。つやつやしているさま。あぶらっけ。「―のない髪」 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐げ【油揚げ】🔗🔉

あぶら‐げ油揚げ】 あぶらあげ。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐こ【油子】🔗🔉

あぶら‐こ油子】 〔動〕 ①アイナメの異称。北日本でいう。 ②メダカの方言。高知などでいう。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐こうもり【油蝙蝠】‥カウモリ🔗🔉

あぶら‐こうもり油蝙蝠‥カウモリ ヒナコウモリ科のコウモリ。体長約5センチメートル、前腕長3.5センチメートル。日本で最も普通のコウモリ。東アジアに分布。イエコウモリ。蚊食い鳥。あぶらむし。 あぶらこうもり アブラコウモリ 撮影:小宮輝之 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

広辞苑 ページ 518