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きり‐ほど・く【切り解く・斬り解く】🔗🔉

きり‐ほど・く切り解く・斬り解く】 〔他五〕 ①結んだものを切って解きはなす。 ②切り結んだ刀をひきはなす。

きり‐まい【切米】🔗🔉

きり‐まい切米】 江戸時代、幕府・大名の家臣で知行地を持たない小禄の家臣に春・夏・冬の3回に期限を切って支給された扶持米。特に、冬(10月)に支給されたものをいう場合もある。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「二石二斗は何程ぢや。昔与作が草履取馬取の―」 ⇒きりまい‐てがた‐あらためやく【切米手形改役】

きりまい‐てがた‐あらためやく【切米手形改役】🔗🔉

きりまい‐てがた‐あらためやく切米手形改役】 江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、浅草の役宅にあって、旗本・御家人の切米受取りの手形に押印し、また、検閲をつかさどった者。 ⇒きり‐まい【切米】

きり‐まえ【切前】‥マヘ🔗🔉

きり‐まえ切前‥マヘ 浄瑠璃の寄席で、切語りの前の番。もたれ。

きり‐まく【切幕】🔗🔉

きり‐まく切幕】 ①揚幕あげまく。浮世草子、新色五巻書「しとやかなる―」 ②歌舞伎芝居で、その日の最後の一幕。

きり‐まく・る【切り捲る・斬り捲る】🔗🔉

きり‐まく・る切り捲る・斬り捲る】 〔他五〕 ①はげしく切り立てて相手を追いまくる。 ②舌鋒ぜっぽう鋭くいろいろな相手を論破する。

きり‐ま・す【切り増す】🔗🔉

きり‐ま・す切り増す】 〔他四〕 年季奉公などの期限を、さらに何年と限って延長する。歌舞伎、傾城壬生大念仏「太夫様の年ねんを又二三年も―・します」

きり‐まと【切的】🔗🔉

きり‐まと切的】 的の一種。串の長さ8寸、土へ2寸5分入れ、上部1寸に的をはさむもの。

きり‐まど【切窓】🔗🔉

きり‐まど切窓】 羽目板・壁などに切りあけた、明りとりの窓。

きり‐まるた【切丸太】🔗🔉

きり‐まるた切丸太】 細い方の端を切り捨てた丸太。

きり‐まわ・す【切り回す】‥マハス🔗🔉

きり‐まわ・す切り回す‥マハス 〔他五〕 ①まわりをぐるりと切る。平家物語1「髪をかぶろに―・し」 ②あちこちと手当り次第に切る。 ③中心となって万事を処置する。巧みに物事のやりくりをする。「大所帯を―・す」

広辞苑 ページ 5342