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く‐か【苦果】‥クワ🔗🔉

く‐か苦果‥クワ 〔仏〕苦悩を受ける果報。悪業の果報として受ける苦。

くが【陸】🔗🔉

くが】 (クヌガの約)陸地。くにが。源氏物語玉鬘「水鳥の―にまどへる心ちして」

くが【陸】🔗🔉

くが】 姓氏の一つ。 ⇒くが‐かつなん【陸羯南】

く‐かい【九界】🔗🔉

く‐かい九界】 〔仏〕 ①十界から仏界を除いた九つの世界。 ②欲・色・無色の三界を九つに分けたものの総称。九地。

く‐かい【区会】‥クワイ🔗🔉

く‐かい区会‥クワイ 区議会の通称。「―議員」

く‐かい【句会】‥クワイ🔗🔉

く‐かい句会‥クワイ 俳句を作り、発表して批評し合う集会。

く‐かい【苦海】🔗🔉

く‐かい苦海】 〔仏〕生死・苦悩が海のように果てしなく広がっている人間の世界。苦界。

く‐がい【公界】🔗🔉

く‐がい公界】 ①おおやけのこと。公的な仕事。晴れの場所。太平記19「述懐は私事、弓矢の道は―の義、遁れぬ所也とて」 ②世間。人なか。鶉衣「腰にたたまれて―に諂ふねぢけ心もなし」 ③交際。つきあい。「―上手」 ④課役のこと。 ⑤(→)苦界くがい2に同じ。 ⇒くがい‐しらず【公界知らず】 ⇒くがい‐にん【公界人】 ⇒くがい‐もの【公界者】 ⇒公界をする

く‐がい【公廨】🔗🔉

く‐がい公廨⇒くげ。「―田」「―稲」

く‐がい【苦艾】🔗🔉

く‐がい苦艾】 ①ニガヨモギの別称。 ②ニガヨモギの葉および花を採集・乾燥した苦味あるもの。健胃薬とする。 ⇒くがい‐ゆ【苦艾油】

く‐がい【苦界】🔗🔉

く‐がい苦界】 ①〔仏〕苦しみの絶えない世界。人間界をいう。 ②(「公界」とも書く)遊女のつらい境遇。洒落本、辰巳婦言「つらい―を送つて居やす」。「―に身を沈める」 ③遊女の勤め。梅暦「生れ故郷のなじみの中で―をするも亦よからう」 ⇒くがい‐じゅうねん【苦界十年】

くがい‐じゅうねん【苦界十年】‥ジフ‥🔗🔉

くがい‐じゅうねん苦界十年‥ジフ‥ (江戸時代、遊女の年季は十年を上限としたことから)遊女の年季。転じて、遊女勤めの身の上。浄瑠璃、暦「おやのためとて色里に―とさだめ」 ⇒く‐がい【苦界】

広辞苑 ページ 5536