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くさ‐かす・む【草霞む】🔗🔉

くさ‐かす・む草霞む】 〔自四〕 草原がかすんで見える。〈[季]春〉。「―・み水に声なき日ぐれかな」(蕪村)

くさ‐かずら【草鬘】‥カヅラ🔗🔉

くさ‐かずら草鬘‥カヅラ 蔓草つるくさなどをかずらとすること。また、そのもの。新撰六帖2「うなゐ子が振分け髪の行末によそへてかくる―かな」

くさ‐かたばみ【草酢漿】🔗🔉

くさ‐かたばみ草酢漿】 紋所の名。カタバミの茎と葉をかたどったもの。

くさかべ【日下部】🔗🔉

くさかべ日下部】 姓氏の一つ。 ⇒くさかべ‐めいかく【日下部鳴鶴】

くさかべ‐の‐おうじ【草壁皇子】‥ワウ‥🔗🔉

くさかべ‐の‐おうじ草壁皇子‥ワウ‥ 天武天皇の皇子。日並知皇子ひなみしのみこともいう。文武・元正天皇の父。681年皇太子に立ったが、天武天皇死後は母の持統天皇が継ぎ、皇子はまもなく没。後に岡宮御宇天皇おかのみやにあめのしたしろしめししすめらみことと追尊。(662〜689)

くさかべ‐めいかく【日下部鳴鶴】🔗🔉

くさかべ‐めいかく日下部鳴鶴】 書家。名は東作。東嶼・翠雨とも号す。彦根の人。初め巻菱湖まきりょうこ・貫名ぬきな海屋・褚遂良ちょすいりょうら、のち清の楊守敬の書法を学んだ。その書法は鳴鶴流といわれ、一世を風靡。(1838〜1922) ⇒くさかべ【日下部】

くさ‐がま【草鎌】🔗🔉

くさ‐がま草鎌】 草刈り鎌。

くさ‐かまり【草屈】🔗🔉

くさ‐かまり草屈】 くさむらの中にひそみ、敵陣の様子をうかがう者。忍び物見。ふせかまり。くさ。

くさ‐がめ【草亀・臭亀】🔗🔉

くさ‐がめ草亀・臭亀】 ①カメの一種。悪臭を出すのが名の由来。背甲は黒から茶色まで種々あるが黒褐色が多く、腹甲は黒。眼の後に黄緑色の斑紋がある。甲羅上面に3本の稜線があり、鱗板間は多く白または黄色の線で区切られている。本州・四国・九州や朝鮮半島・中国に分布。 クサガメ 提供:東京動物園協会 ②カメムシの別称。

くさかや‐ひめ【草茅姫】🔗🔉

くさかや‐ひめ草茅姫】 草をつかさどる女神。平経盛家歌合「秋の野の花に心を染めしより―もあはれとぞ思ふ」

広辞苑 ページ 5560