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草深い】🔗🔉

草深い】 〔形〕[文]くさぶか・し(ク) ①草が深く茂っている。古今和歌集哀傷「―・き霞の谷に影かくし」。「―・い小道」 ②ひなびている。辺鄙へんぴである。「―・い田舎」 くさふか‐ゆり

草深百合】🔗🔉

草深百合】 草の深く茂った中に咲くゆり。万葉集7「道の辺の―の」 くさ‐ぶき

草葺き】🔗🔉

草葺き】 かや・わら・むぎわらなどで屋根を葺くこと。「―の屋根」 くさ‐ふぐ

草河豚】🔗🔉

草河豚】 フグ科の海産の硬骨魚。全長約15センチメートル。背部は淡灰青色で、淡黄色の小円点が多数ある。腹部は白い。本州中部以南の沿岸に多く、汽水にも入る。 くさ‐ふじ

草藤】‥フヂ🔗🔉

草藤‥フヂ マメ科の多年生蔓草。高さ約1メートル。葉は羽状複葉で葉の先に巻鬚まきひげがある。小葉は披針形。5〜6月頃、淡紫色の蝶形花を多数穂状につける。牧草として使用。 クサフジ 撮影:関戸 勇 くさ‐ぶし

草臥し】🔗🔉

草臥し】 (鹿などが)草の上に臥すこと。山野に野宿すること。また、その臥所ふしど。万葉集10「さ男鹿の小野の―」 くさ‐ぶとん

草蒲団】🔗🔉

草蒲団】 草を敷いて蒲団とすること。また、そのもの。転じて、粗末な蒲団。 くさ‐ぼうき

草箒】‥バウキ🔗🔉

草箒‥バウキ ホウキグサの茎を枯らし、束ねて作ったほうき。 くさ‐ぼけ

草木瓜】🔗🔉

草木瓜】 バラ科の落葉小低木。各地の山野、陽の当たる場所に多い。高さ約30センチメートル。枝にとげが多く、葉は平滑、円い托葉がある。春、朱色の五弁花を開く。夏、芳香と酸味ある球形の果実を結ぶが生食できない。シドミ。野木瓜。地梨。樝子。〈[季]春〉。〈書言字考節用集〉 くさま

草間】🔗🔉

草間】 姓氏の一つ。 ⇒くさま‐なおかた【草間直方】 くさ‐まくら

草枕】🔗🔉

草枕】 [一]〔名〕 草を結んで枕として野宿すること。旅寝。旅枕。旅の仮寝。草の枕。笹枕。古今和歌集「思ひ立ちぬる―なり」 [二]〔枕〕 「たび(旅)」「むすぶ(結ぶ)」「ゆふ(結ふ)」「かり(仮)」「つゆ(露)」「たご(多胡)」にかかる。万葉集1「―旅にしあれば」。後撰和歌集「―ゆふ手ばかりは何なれや」 くさまくら

広辞苑 ページ 5573