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くし‐きん【櫛巾】🔗🔉

くし‐きん櫛巾】 打乱筥うちみだりのはこなどの底に敷き、結髪用の雑具を置く布。

くじ・く【挫く】🔗🔉

くじ・く挫く】 [一]〔他五〕 ①折って傷つける。曲げて砕く。垂仁紀「其の腰を踏み―・きて」 ②関節を捻挫ねんざする。〈日葡辞書〉。「足を―・く」 ③勢いを押さえる。弱らせる。顕宗紀「悉く百姓の憂へ苦しぶることを知り恒に枉げ―・かれたるを見て」。「弱きを助け、強きを―・く」 [二]〔自下二〕 ⇒くじける(下一)

ぐし‐ぐし🔗🔉

ぐし‐ぐし ①もみくちゃになるさま。ぐしゃぐしゃ。浄瑠璃、出世景清「―となりけるは誠に愚人夏の虫」 ②ぶつぶつ何やら言うさま。ぐずぐず。

ぐじ‐ぐじグヂグヂ🔗🔉

ぐじ‐ぐじグヂグヂ ①言動があいまいなさま。ぐずぐず。狂言、伊文字「何やらまだ―とおつしやれてござる」 ②ごそごそ。狂言、物真似「藪の内が何やら―と申すによつて」

くじ‐くばり【籤配り】🔗🔉

くじ‐くばり籤配り】 籤を配って人々にひかせること。山家集「庚申の夜、―をして(題を記した籤を配って)歌詠みけるに」

くしく‐も【奇しくも】🔗🔉

くしく‐も奇しくも】 〔副〕 ふしぎにも。あやしくも。

くしくらげ‐るい【櫛水母類】🔗🔉

くしくらげ‐るい櫛水母類】 無脊椎動物の一門の有櫛ゆうしつ動物のこと。

くじ‐く・る【公事繰る】🔗🔉

くじ‐く・る公事繰る】 〔自五〕 (中国地方で)文句を言う。しかる。

くし‐げ【櫛笥】🔗🔉

くし‐げ櫛笥】 櫛などの化粧道具を入れておく箱。くしばこ。万葉集9「―なるつげのをぐしも」

くし‐けず・る【梳る】‥ケヅル🔗🔉

くし‐けず・る梳る‥ケヅル 〔他五〕 櫛ですいて、毛髪をととのえる。すく。とく。

くじ・ける【挫ける】🔗🔉

くじ・ける挫ける】 〔自下一〕[文]くじ・く(下二) ①折れて傷つく。曲がり砕ける。〈文明本節用集〉 ②関節がねじれて痛む。捻挫ねんざする。〈日葡辞書〉。「足が―・ける」 ③勢いが弱る。屈する。頓挫とんざする。「気力が―・ける」

くし‐こ【串海鼠】🔗🔉

くし‐こ串海鼠】 串にさしたいりこ。

くじ‐ごしんほう【九字護身法】‥ホフ🔗🔉

くじ‐ごしんほう九字護身法‥ホフ 〔仏〕(→)九字くじに同じ。

広辞苑 ページ 5586