複数辞典一括検索+

くちとり‐なわ【口取縄】‥ナハ🔗🔉

くちとり‐なわ口取縄‥ナハ 牛馬を引く縄。くちなわ。 ⇒くち‐とり【口取】

くちとり‐もの【口取物】🔗🔉

くちとり‐もの口取物(→)口取肴に同じ。 ⇒くち‐とり【口取】

くち‐なおし【口直し】‥ナホシ🔗🔉

くち‐なおし口直し‥ナホシ 薬やまずいものを飲食したあと、その味を消すため、別の物を飲食すること。また、その飲食物。 ○口なお乳臭くちなおにゅうしゅう [漢書高帝紀上]まだ年が若くて経験の足りないこと。 ⇒くち【口】

くち‐なぐさみ【口慰み】🔗🔉

くち‐なぐさみ口慰み】 ①退屈しのぎに、話をしたり詩歌を吟詠したりすること。 ②退屈な時などに間食をすること。また、その間食。

くち‐なし【口無し】🔗🔉

くち‐なし口無し】 口をきかないこと。ものを言わないこと。また、その人。詩歌で多く梔子くちなし・梔子色にかけて用いる。古今和歌集雑体「問へど答へず―にして」

くち‐なし【梔子・巵子・山梔子】🔗🔉

くち‐なし梔子・巵子・山梔子】 ①(果実が熟しても口を開かないからいう)アカネ科の常緑低木。暖地に自生するが多くの園芸品種があり、庭木として植栽。高さ1〜3メートル。葉は対生し革質で光沢があり、夏、白色の六弁花を開き、芳香が強い。果実は熟すと紅黄色となり、これから採った黄色色素は古くから染料。乾した果実は漢方生薬の山梔子さんしし。ガーデニア。〈[季]夏〉 くちなし クチナシ(花) 提供:ネイチャー・プロダクション ②梔子色の略。 ⇒くちなし‐いろ【梔子色】 ⇒くちなし‐めし【梔子飯】

くちなし‐いろ【梔子色】🔗🔉

くちなし‐いろ梔子色】 ①クチナシの果実で染めた、紅みを帯びた濃い黄色。 Munsell color system: 2.5Y7.5/8 ②襲かさねの色目。表裏とも黄。(桃華蘂葉) ⇒くち‐なし【梔子・巵子・山梔子】

くちなし‐めし【梔子飯】🔗🔉

くちなし‐めし梔子飯】 クチナシの実を煎じた汁で炊いた鮮黄色の飯。重詰めなどに用いた。黄飯。 ⇒くち‐なし【梔子・巵子・山梔子】

広辞苑 ページ 5665