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アミノ‐ピリン【aminopyrine】🔗🔉

アミノ‐ピリンaminopyrine】 白色可溶性の粉末。解熱・鎮痛剤。ピラゾロン誘導体でピリン系薬剤に属し、副作用として無顆粒球症をおこし、また食品中の亜硝酸塩と反応して発癌物質を生成する危険があるため、1977年以来使われない。 ⇒アミノ【amino】

あみ‐の‐め【網の目】🔗🔉

あみ‐の‐め網の目】 網に編んだものの糸・針金に囲まれたすきま。緻密に組まれているものにたとえる。「警戒の―をくぐる」 ⇒網の目から手 ⇒網の目に風とまらず ⇒網の目をくぐる ○網の目から手あみのめからて 方々から手を出すこと。望み手の多いこと。 ⇒あみ‐の‐め【網の目】 ○網の目に風とまらずあみのめにかぜとまらず 無駄なことのたとえ。 ⇒あみ‐の‐め【網の目】 ○網の目をくぐるあみのめをくぐる 悪事をはたらきながら、法律や取締りなどの規制にはかからないように行動する。 ⇒あみ‐の‐め【網の目】

あみ‐の‐もの【網の物】🔗🔉

あみ‐の‐もの網の物】 網でとる魚類。浄瑠璃、義経千本桜「所がらとて―塩辛なあんばいも」

あみ‐の‐もの【網の者】🔗🔉

あみ‐の‐もの網の者】 漁師。炭俵「―近づき舟に声かけて」(利牛)

あみの‐よしひこ【網野善彦】🔗🔉

あみの‐よしひこ網野善彦】 日本史学者。山梨県生れ。東大卒。神奈川大学教授。中世史を専攻。既成概念にとらわれず、非農業民の研究などを通じて歴史学の見直しを進めた。著「無縁・公界・楽」など。(1928〜2004) ⇒あみの【網野】

あみ‐のりもの【網乗物】🔗🔉

あみ‐のりもの網乗物】 江戸時代、士分以上の重罪人の護送に用いた青い網をかけた駕籠かご

あみ‐ば【網場】🔗🔉

あみ‐ば網場】 鳥や魚を捕る網を張り、しかける所。

あみ‐ばり【網針】🔗🔉

あみ‐ばり網針】 網を編むのに使う針。あみすきばり。 網針 撮影:薗部 澄(JCII蔵)

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