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あやし‐び【怪し火】🔗🔉

あやし‐び怪し火】 ①怪しい火。妖怪ようかいの火。 ②火もと、また原因のわからない火事。不審火。

あやし・ぶ【怪しぶ】🔗🔉

あやし・ぶ怪しぶ】 〔他上二〕 「あやしむ」に同じ。源氏物語桐壺「相人驚きてあまたたびかたぶき―・ぶ」

あやし・む🔗🔉

あやし・む 〔他下二〕 痛め付ける。あやめる。本朝二十不孝「身を―・めけるぞ」

あやし・む【怪しむ】🔗🔉

あやし・む怪しむ】 〔他五〕 (下二段にも活用)怪しいと思う。疑わしく思う。不思議に思う。あやしぶ。三蔵法師伝永久点「師の能く達せることを怪アヤシム」。謡曲、安宅「関の者どもわれを―・め」。「警官に―・まれる」「不意の訪れを―・む」

あや・す🔗🔉

あや・す 〔他五〕 幼児が機嫌をよくするように、なだめる。誹風柳多留7「寝かす子を―・して亭主叱られる」

あや・す【零す】🔗🔉

あや・す零す】 〔他四〕 こぼす。したたらす。流す。天草本平家物語「父の屍に血を―・さうもさすがぢや」

あや‐すぎ【綾杉】🔗🔉

あや‐すぎ綾杉】 ①スギ、またサワラの一品種。新古今和歌集神祇「ちはやぶる香椎の宮の―は神のみそぎにたてるなりけり」 ②杉の薄板を網代あじろに編んだもの。垣などに使用。 ③<形を連ねた文様。三味線・腰鼓の胴裏、紗綾さや・綸子りんずなどに見られる。杉綾。

広辞苑 ページ 626