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けやり‐むし【毛槍虫】🔗🔉

けやり‐むし毛槍虫】 ケヤリ科の多毛類。体長約20センチメートル、環節約170個。体の前部は太く、後端は細くなる。多数の長い赤褐色の鰓糸さいしをもつ一対の鰓冠が頭端にある。太い棲管せいかんの先から鰓冠を房のように広げて呼吸・摂食する姿が毛槍を思わせる。中部日本以南に広く分布。ケヤリ。 けやりむし ケヤリムシ 提供:東京動物園協会 ⇒け‐やり【毛槍】

げ‐ゆ【解由】🔗🔉

げ‐ゆ解由】 (解くる由よしの意)奈良・平安時代、国司などの任期が果てて交替する時、後任者から前任者に渡す、事務を滞りなく引き継いだ旨の文書。解由状。土佐日記「例の事ども皆しをへて―など取りて」

げ‐ゆう【外用】🔗🔉

げ‐ゆう外用】 〔仏〕外に現れる作用。さとりに基づいて外に現れた利他のはたらき。

げゆ‐じょう【解由状】‥ジヤウ🔗🔉

げゆ‐じょう解由状‥ジヤウ (→)解由に同じ。

げ‐よう【下用】🔗🔉

げ‐よう下用】 下層の人の食用とした、十分に搗かない飯米。 ⇒げよう‐びつ【下用櫃】

げよう‐びつ【下用櫃】🔗🔉

げよう‐びつ下用櫃】 米櫃。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「―には虚空蔵菩薩、米がないとせがまれ」 ⇒げ‐よう【下用】

け‐よそい【褻装い】‥ヨソヒ🔗🔉

け‐よそい褻装い‥ヨソヒ ふだんの服装。平服。久安百首「逢ふことは我が―のきぬなれや」

けら【鉧】🔗🔉

けら】 日本古来の製鋼法(けら押し、または、たたら吹き)による粗製品で、各種品質の鋼とスラグとの集合体。

けら【螻蛄・螻】🔗🔉

けら螻蛄・螻】 バッタ目ケラ科の昆虫。コオロギに似て、体長約3センチメートル。前肢は大きく、モグラのように土を掘るのに適する。夜行性で、よく灯火に来る。農作物を食害。土中で「じいい」と鳴く。これを俗に「みみずが鳴く」という。おけら。〈[季]夏〉。〈新撰字鏡8〉 けら ケラ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒螻蛄の五能 ⇒螻蛄の水渡り ⇒螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ

広辞苑 ページ 6271