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あや‐め【漢女】🔗🔉

あや‐め漢女】 古代の渡来人のうちで大陸系統の技術による裁縫に従事した女。万葉集7「―をすゑて縫へる衣ぞ」

あやめ‐あわせ【菖蒲合】‥アハセ🔗🔉

あやめ‐あわせ菖蒲合‥アハセ (→)根合ねあわせに同じ。 ⇒あやめ【菖蒲】

あやめ‐うら【菖蒲占】🔗🔉

あやめ‐うら菖蒲占】 端午の節句の日、菖蒲しょうぶを結んで「思ふこと軒のあやめにこととはむかなはば懸けよささがにの糸」の歌を唱えて事の成就を祈ること。その菖蒲の上に蜘蛛(ささがに)が網を張れば、祈願成就の兆しという。あやめのうら。しょうぶ占い。〈[季]夏〉 ⇒あやめ【菖蒲】

あやめ‐か【菖蒲科】‥クワ🔗🔉

あやめ‐か菖蒲科‥クワ 単子葉植物の一科。世界に約60属1000種。花は花被片6、雄しべ3、花柱3、子房は下位で3室。サフラン・アヤメ・グラジオラス・フリージアなど、美花をつけるものが多く、園芸植物多数を含む。 ⇒あやめ【菖蒲】

あやめ‐がさね【菖蒲襲】🔗🔉

あやめ‐がさね菖蒲襲】 夏の装束の色。山科流では表を萌葱もえぎ、中倍なかべを紫、裏を濃い紅梅と伝える。しょうぶがさね。 ⇒あやめ【菖蒲】

あやめ‐かずら【菖蒲鬘】‥カヅラ🔗🔉

あやめ‐かずら菖蒲鬘‥カヅラ 菖蒲しょうぶでつくった鬘で、邪気を払うとして端午の節会せちえに冠につけたもの。しょうぶかずら。あやめのかずら。 ⇒あやめ【菖蒲】

広辞苑 ページ 634