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げん‐じょう【厳重】‥ヂヨウ🔗🔉

げん‐じょう厳重‥ヂヨウ おごそかなこと。いかめしいこと。増鏡「臨幸の―なる事も侍らんに参りあへらば」

けんしょう‐えん【腱鞘炎】‥セウ‥🔗🔉

けんしょう‐えん腱鞘炎‥セウ‥ 腱鞘の炎症。細菌感染、機械的刺激、手や指の過労などによって起こり、疼痛・腫脹を主徴とする。キー‐パンチャー・プログラマー・ピアニストなどの職業病としても知られる。 ⇒けん‐しょう【腱鞘】

げんじょう‐かいふく【原状回復】‥ジヤウクワイ‥🔗🔉

げんじょう‐かいふく原状回復‥ジヤウクワイ‥ 〔法〕結果として生じている現在の状態を、それを生じさせた原因以前の状態に戻すこと。 ⇒げん‐じょう【原状】

げんしょう‐がく【現象学】‥シヤウ‥🔗🔉

げんしょう‐がく現象学‥シヤウ‥ (Phänomenologie ドイツ)古くは本体と区別された現象の学という意味に用いられた語。今日行われているのはヘーゲルとフッサールの用法。 ①ヘーゲルは精神の最も単純直接な現われとしての感覚的確実性から最高の現われとしての絶対知に到達するまでの、精神の弁証法的発展を論じた彼の著作を「精神現象学」と名づけた。 ②哲学や科学の確実な基礎をすえるために、一切の先入見を排して意識に直接に明証的に現れている現象を直観し、その本質を記述するフッサールの方法。彼はそれに到達するため日常的見方の土台にある外界の実在性について判断停止を行い、そのあとに残る純粋意識を分析し記述した。以後、ケルゼンの法現象学、ミュンヘン現象学派やインガルデン(R. Ingarden1893〜1970)・デュフレンヌ(M. Dufrenne1910〜1995)らの美学、ハイデガーからサルトルへ至る現象学的存在論、メルロ=ポンティの身体性の現象学など、20世紀哲学・美学の主潮流の一つ。 ⇒げん‐しょう【現象】

げんしょうがくてき‐かんげん【現象学的還元】‥シヤウ‥クワン‥🔗🔉

げんしょうがくてき‐かんげん現象学的還元‥シヤウ‥クワン‥ フッサール現象学の基本的方法。世界に対するわれわれの認識態度を根本的に変更する方法的手続きをいう。世界の存在を素朴に前提にする自然的態度をやめ、世界の存在意味が構成される場(純粋意識)へと眼差しを向け変えて超越論的態度へ移行すること。 ⇒げん‐しょう【現象】

広辞苑 ページ 6371