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あら‐ずみ【荒炭】🔗🔉

あら‐ずみ荒炭(→)堅炭かたずみに同じ。

あらず‐も‐がな🔗🔉

あらず‐も‐がな ない方がよい。なくもがな。「―の前置き」

あらせいとう【紫羅欄花】🔗🔉

あらせいとう紫羅欄花(→)ストック6の和名。

あら‐ぜたい【新世帯】🔗🔉

あら‐ぜたい新世帯(→)「しんじょたい」に同じ。

あら‐せつ【新節】🔗🔉

あら‐せつ新節】 (新たな季節の意で、新年と同意)奄美諸島で、8月初めの丙ひのえの日に行われる収穫祭をいう。先祖の霊を招き、神酒・赤飯・新穀を供え、夜は八月踊りをする。

あら‐ぜに【荒銭】🔗🔉

あら‐ぜに荒銭】 ①劇場で、日ごとの収入の金。あらせん。また一般に、日ごとに収入となる金。日銭ひぜに。 ②荒っぽくもうける金。

あらせ‐ら・れる【有らせられる・在らせられる】🔗🔉

あらせ‐ら・れる有らせられる・在らせられる】 〔自下一〕 ①「居る」「在る」の尊敬語。 ②(体言に「で」の付いたものに接続して)「ある」の尊敬語。「御壮健で―・れる」→せられる

あら‐そ【粗麻】🔗🔉

あら‐そ粗麻】 粗製の苧麻まお

あらそい【争い】アラソヒ🔗🔉

あらそい争いアラソヒ あらそうこと。いさかい。喧嘩。「―に巻き込まれる」 ⇒あらそい‐ご【争碁】 ⇒争い果てての乳切木

あらそい‐ご【争碁】アラソヒ‥🔗🔉

あらそい‐ご争碁アラソヒ‥ ①重大な勝負をかける碁。拮抗きっこうしている相手との碁。 ②日本一の地位を争う碁。 ⇒あらそい【争い】 ○争い果てての乳切木あらそいはててのちぎりき 争いが終わってから棒や乳切木を持って来ること。時機におくれて役に立たないこと。「喧嘩過ぎての棒乳切」とも。 ⇒あらそい【争い】

あらそ・う【争う】アラソフ🔗🔉

あらそ・う争うアラソフ 〔他五〕 ①互いに自分の気持を通そうとはり合う。敵対する。競争する。万葉集1「香具山は畝火雄々しと耳梨と相―・ひき」。「遺産をめぐって兄弟が―・う」「隣国と―・う」「―・って前に出る」 ②強情をはる。抵抗する。また、(主に「―・われない」の形で使い)否認する。古事記「―・はず寝しくをしぞもうるはしみ思ふ」。「血は―・われない」 ③自分のものにしようと、また、相手にまさろうと競う。源氏物語蓬生「蓬は軒を―・ひて生ひのぼる」。「優勝を―・う」「先を―・う」 ④自説を通そうと、議論する。言い合う。源氏物語絵合「かやうの女言にて乱りがはしく―・ふに」。「黒白を―・う」 ⑤(時を表す語を受け)ぐずぐずできず、急を要する意を示す。「入院は一刻を―・う」 ⇒争う物は中から取る ○争う物は中から取るあらそうものはなかからとる 二人が一つの物を争う時、他人が争いの種となる物を取ってしまう。 ⇒あらそ・う【争う】

広辞苑 ページ 661