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ごうざんぜ‐みょうおう【降三世明王】ガウ‥ミヤウワウ🔗🔉

ごうざんぜ‐みょうおう降三世明王ガウ‥ミヤウワウ 〔仏〕(梵語Trailokyavijaya)五大明王の一つ。阿閦あしゅく如来の所変で東方を守るとされる。三世界の主を、あるいは三世を三毒と解釈して、これを降伏ごうぶくするから降三世という。多くは三面八臂・四面八臂で忿怒ふんぬの相を表し、大自在天と烏摩うま妃を足下に踏む。勝三世明王。忿怒月黶尊。 降三世明王

こうざん‐ぞく【高山族】カウ‥🔗🔉

こうざん‐ぞく高山族カウ‥ 台湾の先住民族。言語はオーストロネシア語族に属し、パイワン・アミなど九つに大別される。伝統的には焼畑による陸稲・粟の栽培に従事する者が多い。日本統治時代には高砂たかさご族と総称。カオシャン族。

こうざん‐たい【高山帯】カウ‥🔗🔉

こうざん‐たい高山帯カウ‥ 植物の垂直分布帯の一つ。森林限界と氷雪帯との間。コマクサ・チングルマなど、低木(低木帯)と高山草原または荒原(草本帯・地衣帯)からなる。本州中部では標高約2500メートル以上でみられる。→植生帯(表)⇒こう‐ざん【高山】

こうざん‐ちょう【高山蝶】カウ‥テフ🔗🔉

こうざん‐ちょう高山蝶カウ‥テフ 高山帯だけに生息するチョウの総称。日本では本州の中部山岳地帯や北海道の中部高地帯に産するものを指す。ウスバキチョウをはじめ、ミヤマモンキチョウ・アサヒヒョウモン・クモマベニヒカゲなどが代表的。 ⇒こう‐ざん【高山】 ○恒産なきものは恒心なしこうさんなきものはこうしんなし [孟子滕文公上]一定の生業や収入のない人は常に変わらぬ道徳心を持つことができない。生活が安定していないと精神も安定しない。 ⇒こう‐さん【恒産】

こうざん‐びょう【高山病】カウ‥ビヤウ🔗🔉

こうざん‐びょう高山病カウ‥ビヤウ 高山に登った際、気圧の低下、酸素の欠乏のために起こる症状。心悸亢進しんきこうしん・顔面潮紅・鼻血・悪心おしん・嘔吐おうと・耳鳴り・難聴、さらに意識障害などを呈する。山岳病。→航空病⇒こう‐ざん【高山】

広辞苑 ページ 6614